Samsungの新型スマホ「Galaxy Note10」シリーズ。「Galaxy Note10」と「Galaxy Note10 Pro」の2つのモデルが存在すると言われているこのシリーズは以前より、従来よりも明らかに高速な急速充電技術をサポートすると言われている。
現行「Galaxy S10」シリーズは5G通信に対応する「Galaxy S10 5G」を除いて有線で15Wの急速充電に対応している。2019年において50Wや100Wの高速充電技術が登場している中15Wの急速充電にしか対応していないというのはユーザーが訴える不満の1つ。
それらの不満に対応する形でSamsungは「Galaxy Note10」シリーズでより高速な急速充電をサポートし、具体的に45Wの急速充電技術をサポートするようだと伝えられた。詳細はForbesが伝えた内部情報と45Wの急速充電をサポートすることを示唆した情報を見ていただきたい。
内部情報や多くの実績を持つ人物からのリークで「Galaxy Note10」シリーズは45Wの急速充電に対応するだろうと思われたが、現在これを否定する新たなリーク情報が入ってきている。
「Galaxy Note10」シリーズは25W急速充電に対応し45W採用は見送りか
According to my source, the Note 10 Pro will only have 25w charging, not the 45w previously leaked. The A90 is getting the 45w charging previously written about.
— Max Weinbach (@mweinbachXDA) June 8, 2019
XDA-DevelopersのMax Weinbach氏が受け取った情報によると「Galaxy Note10 Pro」は25Wの急速充電のみ対応しており、45Wの急速充電には対応していないようだと伝えている。また、Samsungスマホで45W急速充電を最初に受け取るのは「Galaxy A90」になりそうだとも伝えている。
これはこれまで伝えられてきた情報と真っ向から対立する形。どちらもリーク情報であるため現時点でどちらが正しいかを決定づけることはできないが、XDAも多くの情報を伝えるメディア。信頼性はどちらも高い。
25Wの急速充電は現在Samsung製スマホでは「Galaxy S10 5G」とミドルレンジ「Galaxy A」スマホの一部モデルのみが受け取っている。そのため最低でも25W急速充電をサポートする可能性は高い。
また、Samsungが2018年よりフラッグシップモデルよりも優先的にミドルレンジモデルに最新技術を投入する方針であるため、最初に受け取るスマホがミドルレンジモデルの「Galaxy A90」になるというのも十分考えられる話。
さて、基本的な特徴が固まってきたと思われた「Galaxy Note10」シリーズだが、ここにしてバッテリー充電に関して対立する情報が出てきた。最終的にSamsungが25Wをサポートするのか、45Wをサポートするのか、後者であればユーザーは嬉しい限り。
今後の情報に注目したい。
[source Max Weinbach/Twitter]
[via 91mobiles]