「Galaxy S10+」のCADデータに基づくレンダリング画像が公開される - 合計5カメラ搭載へ

2018年12月4日 2019年1月25日

Samsungは2019年2月に開催されるMWC2019で新しいフラッグシップモデル「Galaxy S10」シリーズを発表すると言われており、これまでの情報から「Galaxy S10」シリーズには大きく3種類のラインナップが存在すると言われている。

モンスタースペックを持っていることが噂されている第4の「Galaxy S10」(Beyond X)も存在が確認されているが、このデバイスに関する情報は現時点でかなり少ないため一旦置いておきたい。

3種類の「Galaxy S10」にはこれまで通りの2種類のラインナップ「Galaxy S10」と「Galaxy S10+」に加えて、コスパに優れたエントリーモデルの「Galaxy S10 Lite」が存在すると言われている。

コスパに優れているという情報から「Galaxy S10 Lite」はAppleの「iPhone XR」と比較される事が多い。

しかし、これまでの情報から「Galaxy S10 Lite」にはよりコストを重視するために、他の「Galaxy S10」のスペックとは劣る可能性があるとも言われている。

この辺りは今後の情報を待つ必要があるが、最新の情報で「Galaxy S10+」と思われる詳細なレンダリング画像がOnLeaksによって公開されている。

※以下画像を紹介するが、始めに注意点として、青と白のグラーデーションカラーが採用されている画像に関しては、ベゼルなどの部分が異なる可能性が高い。

他のレンダリング画像については正しい可能性があるが、グラーデーションカラーのモデルは明らかにベゼルが「Galaxy S9」より広い。「Galaxy S10」は「Infinity-O」を採用する可能性が高いことから、S9よりもベゼルが広い可能性はほぼゼロに等しい。

「Galaxy S10+」はリア3、フロント2の合計5カメラ搭載へ

これまでの情報化からハイエンドモデルに位置づけられる「Galaxy S10+」はリアカメラがトリプルカメラになり、フロントカメラがデュアルカメラになると伝えられていたが、OnLeaksが公開したレンダリング画像もこれまでの情報と同じ仕様になっている。

公開された画像によると、特徴的なのはやはりフロントに2つ搭載されたカメラだ。

「Galaxy S10」シリーズは全て「Infinity-O」ディスプレイが搭載されると言われており、その事前情報通り、ディスプレイにカメラ用のスペース（穴）が設けられていることが分かる。

ただ、これまでに見てきた「Infinity-O」ディスプレイに関する画像の多くは左上にカメラ用の穴が設けられていたことから、この情報が間違っているという可能性もある事は頭に入れておきたいところ。

また、「Galaxy S10+」にはこれまで通りイヤホンジャックが搭載されていることが確認できる。以前見た情報でSamsungは「Galaxy Note10」以降で、デバイス内部のスペースをより効率的に使用するためにイヤホンジャックを廃止する可能性があると伝えられ、それが「Galaxy S10」にも適用なのでは、という情報があったが今回のレンダリング画像によるとイヤホンジャックは健在だ。

「Galaxy S10+」の背面には特徴的なトリプルカメラが水平に配置されていることが確認できる。

現行の「Galaxy S9+」を含むSシリーズはカメラを縦型に配置する傾向にあったが、これも以前出ていたようにデバイス内部のスペースをより広く使用するために水平へと配置されているのだと思われる。

さて、冒頭でも伝えたように、青のグラーデーションカラーが特徴となっているこの画像は、間違っている可能性がある。もちろん、イメージをふくらませる上では良いのかもしれないが、ベゼルなど気になる点がいくつかあるため、参考程度にとどめておくことをオススメする。

モノトーンのように見える「Galaxy S10+」のレンダリング画像はCADデータより作られたものであるため、比較的本物である可能性が高いのではないだろうか。

どちらにせよ、これらの情報はSamsung公式情報ではないため、参考程度にとどめておきたい。

さて、これまでに分かっている「Galaxy S10+」のスペックを見ていきたいと思う。

[source 91Mobiles]　
[via wccftech]