クアルコムの新しいチップセットは同社初となる7nmプロセスを採用し、「Snapdragon8150」と呼ばれる可能性が高い。
この新しいチップセットは12月4日よりハワイで開催される「Qualcomm Technology Summit」で発表される可能性が極めて高い事も明らかになっている。既に同イベントの招待状がメディア向けに送付されているようだ。
また、昨年の同イベントで現行「Snapdragon845」が発表されたことからも12月4日からの同イベントでの発表が期待されている。
既に「Snapdragon8150」の開発段階とは言えGeekbench、AnTuTu、AI-Benchmark等ほとんどのベンチマークも明らかになっている。
さて、今回当サイトでも度々登場するIce Universeから「Snapdragon8150」の詳細が明らかにされている。
「Snapdragon8150」の構成について
Snapdragon 8150 pic.twitter.com/oLdZhkewo4
— Ice universe (@UniverseIce) November 24, 2018
同氏によると、「Snapdragon8150」は3つの「Kryo Gold」が搭載され、このコアは2.419GHzの周波数と256KBのL2キャッシュを持つ。
また、4つの低消費電力の「Kryo Silver」が搭載されこのコアは1.8GHzの周波数と128KBのL2キャッシュを持つ。
そして、1つの「Kryo Gold」が搭載され、このコアは2.842GHzの周波数と512KBのL2キャッシュを持っているようだ。
ゲームの動作を快適にする上で欠かせないGPUは「Adreno640」が搭載されるようだ。
同氏はコアに関する情報を明らかにしたものの、コアの詳細はわからないため、実際にどのコアが搭載されるかは不明だが、「Kryo835」コアである可能性が高いのではないだろうか。
512KBのキャッシュを持つ「Kryo Gold」が何であるのかは申し訳ないが分からなかった。
クアルコムは12月4日から6日にかけて開催する「QTS」でこの「Snapdragon8150」を発表する可能性が高い。
不明な部分についてはもう少しで明らかになるはずだ。
続報に期待したい。
[via GSMArena]