OnePlusが現在開発している新型スマホの1つ「OnePlus 7」に関する情報が、MWC2019前後から少しずつ明らかにされ始めている。
勿論、現時点で出てくる情報はフェイクである可能性も充分あるため、出てくる情報全てを鵜呑みにしてしまうのは良くない。
「OnePlus 7」と思われる実機画像が以前リークされた。その情報によると「OnePlus 7」はスライド式のカメラを採用することで、これまで以上に全面ディスプレイに近づくとされていた。しかし、現在デバイスのデザインに関する非常に高い実績を持つことで知られるOnLekasによって「OnePlus 7」のレンダリング画像が公開されている。同氏のレンダリング画像はCADデータを基に作られたものであるため、これまでに見てきたスライド式の「OnePlus 7」と思われるデザインよりも明らかに信憑性は高いと言えるだろう。
公開された情報によると、「OnePlus 7」のCADデータを基に作成されたレンダリング画像はスライド式のカメラを採用していない。代わりにポップアップ式のカメラを採用しているようだ。どちらもベゼル幅がかなり狭いことには変わりはない。
その他、この情報から得られるいくつかの特徴について簡単に紹介したいと思う。勿論、以前見た「OnePlus 7」と思われる実機画像と今回のデザインが異なるように、以前見た「OnePlus 7」と思われる実機画像を基に作成されたコンセプト画像と今回の画像が異なるように、OnePlusが最終的に選択した画像とは異なる可能性がある。
当記事にて伝えているOnePlusのデザイン画像は正しくは「OnePlus 7 Pro」のもののようだ。Proのつかない「OnePlus 7」のレンダリング画像がリークされている。
また、当記事タイトルを「OnePlus 7 Pro」へと変更している。ご了承いただきたい。
「OnePlus 7」のCADデータを基に作成されたレンダリング画像から得られる特徴
上記は「OnePlus 7」のデザインを確認できる360度動画。
PriceBabaとOnLeaksによって公開された「OnePlus 7」のデザインを見てみると、「OnePlus 7」はポップアップ式カメラを採用していることが確認できる。カメラはシングルカメラで構成されている。使用するセンサーなどについては分からないが、「OnePlus 6T」もフロントカメラは1つであったため、品質が大幅に劣化する可能性は低いだろう。逆に大幅な向上ではなく据え置き。若しくは僅かに向上といったところだろうか。
さて、次に「OnePlus 7」の背面のデザインだが、このスマホは「OnePlus 6T」のようなダブルカメラを搭載しておらず、トリプルカメラ構成になっていることが分かる。また3つのカメラは「Galaxy S10」のように水平に配置されておらず、垂直に配置されているようだ。
また、「OnePlus 6T」同様、3.5mmイヤホンジャックは搭載されていない。これは昨年OnePlusがイヤホンジャックを廃止した理由からこのモデルでもそうなることは自然な流れだ。
「OnePlus 7」のポップアップ式のカメラは「Vivo NEX」が最初に採用した形。OnePlusとVivoは中国のBBK Electronicsの子会社であるため、OnePlusがVivoのスマホのデザインやアプローチ方法に影響を受けた可能性はあるだろう。
「OnePlus 7」はいつ発表されるのか気になっている人もいるだろうが、OnePlusは「OnePlus 5G」を2019年5月末月末までに発表・発売する可能性を示唆している。そして、「OnePlus 7」と「OnePlus 5G」のデザインは共通のものだ。そのため、OnePlusは「OnePlus 5G」と「OnePlus 7」を同じタイミングで発表する可能性が高いと思われる。
価格については「OnePlus 5G」が「OnePlus 6T」よりも200~300ドル高くなることは明らかにされているため、少なくとも「OnePlus 5G」よりは安価になるだろう。具体的な価格はわからないが、OnePlusはスマホを出すたびに僅かながら価格を上昇させているため、「OnePlus 7」は「OnePlus 6T」よりも若干値上げするのではないかと思われる。
「OnePlus 7」のデザインに関する情報が信頼できる情報筋(OnLeaks)から公開されたのは今回が初めてだ。同氏は優れた実績を持つことで知られるが100%ではない。そのため、あくまでも参考程度に留めておくことをオススメする。
「OnePlus 7」の発表が近づくに連れて、更に多くの情報が明らかにされていくはずだ。今後もなにか分かり次第直ぐにお伝えしたいと思う。