
Bethesdaの「フォールアウト76」が発売されて以降、多くのユーザーによって改善が望まれていた様々な点を修正・追加するためのアップデートを12月になってリリースしている。
12月に予定されているアップデートは3回で、既に12月4日に最初のアップデートがリリースされており、このアップデートで収納箱の容量制限などが改善されている。
そして、12月11日に2つ目のアップデートがリリースされたことで、PCユーザーが実装を望んでいたFOV(視野角)を変更することができるようになった他、ワイドディスプレイのアスペクト比を公式にサポートしている。
このアップデートの容量はPC版が約3GB、コンソール版が約5GBとなっている。(コンソール版のアップデートリリース予定日は12月13日)
目次
「フォールアウト76」で視野角が変更できるようになったアップデートの内容について - 2018年12月11日
主な内容:
本日のパッチで適用される主要な変更点を一部ご紹介します。内容詳細については、別途設けられた一覧にて個別にご確認ください。
- C.A.M.P.での建築に関する改良: いつでもどこでも、より簡単に建築が行えるよう新たなC.A.M.P.機能を追加しました。
- C.A.M.P.の設置に関する改良: ワールドにログインした際、すでに現在のC.A.M.P.設置場所が他のユーザーに占有されていた場合、通知が行われるようになりました。そのワールドに留まる場合は、無料でC.A.M.P.を設置しなおすことができます。C.A.M.P.を設置せずに、占有されていない新しいワールドへ参加する場合は、C.A.M.P.は元の位置に自動的に設置されます。
- S.P.E.C.I.A.L.ポイントの振り直し: レベル51に到達後は、レベルアップする毎に、新しいPerkカードをアンロックするか、S.P.E.C.I.A.L.ポイントを振り直すかを選択できるようになりました。
- プッシュ・トゥ・トーク: 発声するタイミングを任意で決められるよう、PCのボイスチャットにプッシュ・トゥ・トークのホットキーを実装しました。
- 新しいPC設定: 視野のスライダーと被写界深度のスライダーを追加し、画面表示をさらにカスタマイズできるようになりました。
- 21:9解像度の対応: 21:9のアスペクト比を使用するモニターをサポートしました。これでアパラチアの絶景をさらに広い視界で楽しむことができるようになります。
全般
- パフォーマンス: ゲーム内のパフォーマンスを改善するための対応をいくつか行いました。
- 安定性: 『Fallout 76』のゲームクライアントとサーバーの安定性をさらに向上させました。
グラフィック関連
- ライティング: 屋外での露出値を調整し、暗い場所での視認性を向上させました。
ゲームバランス
- 戦利品: クリーチャーがドロップする.308弾の数を減少させました。これまでは1体を倒すことで最大12個の弾薬が手に入りましたが、これからは1個~5個になります。
- 戦利品: スーパーミュータントが火薬をドロップする確率が半分になりました。また、追加の戦利品をドロップする確率も減少させました。レベル16までは、スーパーミュータントからは必ずキャップがドロップします。
- スコーチビースト・クイーン: これまでよりも頻繁に地上に降りてくるようになりました。
- ワークショップ: パブリックワークショップでクラフトした場合は、XPが獲得できなくなりました。
C.A.M.P.、クラフト、ワークショップ
新機能 - C.A.M.P.内の障害物の自動除去:
- 石や低木などの小さなオブジェクトがある場所でも建築ができるようになりました。
- C.A.M.P.で土台などを建設する際に、これらのオブジェクトは自動的に除去されます。
- 建築をして障害物が除去された後にその建築物を解体すると、時間の経過またはログインしなおした際に、その障害物は再度配置されます。
新機能 - C.A.M.P.の設置に関する改良:
- 自分の現在のC.A.M.P.の設置場所が他人に占有されていた場合、ワールドへのログイン時に通知が行われるようになりました。
- そのワールドに留まる場合は、自分のC.A.M.Pを新たな場所に無料で設置できます。
- 自分のC.A.M.P.を新たな場所に設置せず、新しいワールドに参加する場合は、そのC.A.M.P.は、元の場所に自動で設置されます。
C.A.M.P.、クラフト、ワークショップの追加アップデート:
- C.A.M.P.: C.A.M.P. の容量のうち、保存済みのアイテムや図面が占めている割合が、容量バーに表示されるようになりました。
- C.A.M.P.: 建造モードの時にコントローラーの左スティック(PCではQキー)を押すことで、作成できるものだけの表示とできないものを含む表示とを切り替えることができるようになりました。
- 風車: 風車の発電量が3から12に上昇しました。
- ワークショップ: アトミックショップのアイテムを、ワークショップ内から直接購入できるようになりました。
成長システム
NEW – S.P.E.C.I.A.L.ポイントの振り直し:
- レベル50以降(レベル51から)のレベルアップ毎に新しいPerkカードをアンロックするか、1項目に振り分けたSPECIALポイントを別の項目に移すかを選択できるようになりました。
- すでにレベル50を超えているキャラクターの過去のレベルアップに対しては適用されません。今後レベルアップされた分に対して適用されます。
- レベルアップ時にS.P.E.C.I.A.L.ポイントの振り直しを選択したプレイヤーは、そのレベルでは新しいPerkカードをアンロックすることはできません。逆の場合も同様です。
クエスト
- イベントクエスト: Enclaveの各イベントクエストの終了後に、15分のクールダウンタイマーが追加されました。
- イベントクエスト: 以下のイベントクエストで獲得できるXPを減少させました。
- Fertile Soil、Collision Course、Tea Time、Guided Meditation、Distinguished Guests、Battle Bots、Line in the Sand、Protest March、Grafton Day、Patrol Duty、Jailbreak、Back on the Beat、Feed the People
- また、上記のイベント開始後に起動するクールダウンタイマーが、48分から1時間12分に増加しました。
ユーザーインターフェース
新機能 - プッシュ・トゥ・トーク設定(PC):
- プッシュ・トゥ・トーク設定をボイスチャットに追加しました。デフォルトではCaps Lockキーに設定されています。
- 「常に走るに切替」ホットキーがデフォルトで「/」キーに移動。
- Caps Lockと「/」のホットキーはControlsメニューで設定を戻すことができます。
新機能 - 被写界深度設定 (PC):
- 被写界深度スライダーを追加。ゲームのDisplay設定メニューから調節が可能です。
新機能 – 視野設定 (PC):
- 視野スライダーを追加。ゲームのDisplay設定メニューから調節が可能です。
- 視野スライダーの値は5ずつの調整が可能で、最大120、最小70に設定できます。
- 注: キャラクターの外見を変更している間、視野は自動的に70に設定されていますが、それ以外の時は上記で示した範囲内で設定が可能です。
新機能 - アスペクト比21:9対応 (PC):
- ゲームクライアントが自動的に検知し、アスペクト比21:9のモニターに適応した解像度を適用します。
- ゲームのDisplay設定メニューから、各種の21:9対応解像度を選択可能。
その他のユーザーインターフェースアップデート:
- AFKタイマー: 一定時間ゲームを操作しなかった場合に接続を切断するタイマー設定を10分から30分に延長。切断の3分前には警告メッセージが表示されます。
- アトミックショップ: 新たにアトミックショップに追加したアイテムには「NEW」アイコンが表示され、新アイテムが各コーナーの最前に陳列されるようになります。
- アトミックショップ: アトミックショップにおけるアイテムのサブタイトルは、アイテム画像の上に表示されるようになりました。
- コンパス: コンパスに表示される各種マーカーの最大値を設定しました。一度に表示可能なマーカーは最大60です。
- クエスト、ロケーション、敵対プレイヤー、敵に表示できるマーカーは、それぞれ最大10。
- 中立プレイヤー、ターゲットの敵に表示できるマーカーは、それぞれ最大8。
- チームメイトに表示できるマーカーは最大4。
- プレイヤーはPip-Boyで個別のクエストのトラッキングをオフに切り替え、コンパスおよび画面上のクエストマーカーの数を減らすことができます。
バグ修正
長いため省略
完全なリリースノートはこちら。
ベセスダ・ソフトワークス 2018-11-15