Samsungの1世代前のスマートウォッチ「Gear S3」や「Gear Sport」は度々、バッテリーの消費に関する不具合が報告されていたが、7月にリリースされたソフトウェアアップデートで修正されたものと思われた。

しかし、先日多くのユーザーから「Gear S3」のバッテリー消費に問題があるという報告があり、この問題が再燃している。

Samsungはこの問題に関して既に認識しており、修正に向けて取り組んでいるが、何が原因で「Gear S3」のバッテリー消費が異常に早くなっているのかについては分かっていない。

これらの不具合の一時的な対策法として、デバイスのリセットが上げられているが、今リセットをせずともバッテリーの消費を抑える別の方法が見つかっているようだ。

11/21追記

Samsungがこれらの不具合を修正するためのアップデートをリリースしている。

「Gear S3」と「Gear Sport」で発生していたバッテリー消費に関する不具合を修正するアップデートがついにリリース

2018.11.21

「Gear S3」のバッテリー消費を抑えるための一時的な対策方法【非公式】

Samsungの「Gear S3」や「Gear Sport」はユーザーの使用データなどを収集してデータを送信することで、多くのスマホやスマートウォッチと同じようにユーザーエクスペリエンスを向上させることができる。

しかし、一部のユーザーによると、この使用状況の報告をオフにすることで、バッテリーの消費が抑えられると報告している。

情報の収集とそのデータの送信をオフにすることで、バッテリーにそれほど大きな影響を与えるとは考えづらいが、少なくともいくつかのユーザーはこれで現在発生している問題が治まっているようだ。

使用状況の報告をオフにする設定方法
  1. 設定アプリを開く
  2. スクロールしてAbout Gearをタップ
  3. レポートの診断と使用状況をオフ
  4. 時計を再起動

これらの情報はユーザーから報告されたもので、Samsungが公式に打ち出した修正方法ではないため、あくまでも一時的な対策方法として参考になれば幸いだ。

Samsungは近い内にこれらの不具合を修正するためのアップデートをリリースする可能性が高いため、リリースされ次第直ぐにお伝えしたいと思う。

[via SamMobile]

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