Samsungのスマートウォッチ「Gear S3」はとても品質の高い時計として多くのユーザーによって使われているが、昨年のTizen3.0アップデート以降、バッテリーの消費に関する不具合が耐えなかった。
Samsungは「Gear S3」や「Gear Sport」で不具合が発生すると、その不具合を修正するためのアップデートをリリースしており、しばらくは安定してスマートウォッチを使うことができていた。
しかし、先月より「Gear S3」と「Gear Sport」で、バッテリーの消費が異常に早くなってしまうという同じような不具合が再燃しており、これは何らかのアプリが原因なのではないかと言われていた。
この不具合の一時的な修正方法などが紹介されていたが、根本的に不具合が修正されないとユーザーは安心してデバイスを使うことができないというのは当然のこと。
そして現在Samsungはこれらの不具合を修正するための新しいソフトウェアアップデートを「Gear S3」向けにリリースしている。「Gear Sport」向けには現時点で展開されていないが、直ぐに同様の修正アップデートがリリースされるはずだ。
また、現時点でこのアップデートは米国とヨーロッパの地域で展開されており、数日中にさらに多くの市場向けに同様の不具合を修正するためのアップデートをリリースする予定だ。
「Gear S3」と「Gear Sport」で発生していたバッテリーに関する不具合がこのアップデートで修正
「Gear S3」と「Gear Sport」は先月より修正されたと思われたバッテリーの不具合が再燃していたが、Samsungが今回リリースしたアップデートでこの問題は修正されているようだ。
一時的な修正方法は確かに多くのユーザーにとって有効な方法だったが、今回のアップデートは一時的なものではなく正式に修正するというもの。
「Gear S3」と「Gear Sport」で発生していたこのバッテリーの不具合が実際のところ何が原因なのかは明らかにされていないが、リリースノートによると特定のスマホに接続されている場合に発生していたバッテリーの消費に関する不具合の修正と書かれている。
「Gear S3」フロンティア用のこのアップデートのビルド番号はR760XXU2CRK2で容量は10.17MBだ。他のデバイス向けにリリースされるビルド番号は現時点で不明。
この不具合を修正するためのアップデートは通常のアップデートと同じ方法でダウンロードすることができ、Galaxy Wearableアプリの「設定」→「バージョン情報」→「ソフトウェアアップデート」よりダウンロードすることができる。
[via SamMobile]