Samsungは2019年始めに新しいスマホ「Galaxy S10」を発表すると言われており、これまでの情報から多くのことが明らかにされている。
既に韓国の地下鉄で「Galaxy S10」のテスト機と思われる謎のスマホを見たという報告が上がっている他、Samsungが興味深い「PowerShare」と呼ばれる機能を搭載する予定であることが分かっている。
また、「Galaxy S10」には来年よりサービスが一部地域で始まる5G通信に対応する特別モデルが存在すると言われているが、このモデル番号は「SM-G977」と呼ばれることが分かっている。
この「Galaxy S10」の5Gモデルに関する情報は以前WSJからのレポートによってその存在が明らかにされたが、以降目立ったリークなどは行われていなかった。
5G通信のサービス開始は2019年から米国や韓国などで始まる予定だが、最新の情報で「Galaxy S10」の5Gモデルの販売地域に関する情報が入ってきている。
「Galaxy S10」の5G対応モデルの販売地域をモデル番号から推測してみる
「Galaxy S10」の5Gに対応モデルはSamsung内部では「Beyond X」と呼ばれていることで知られている。
また、先日の情報よりこのモデルは「SM-G977」というモデル番号を持っていることも知られている。
ただこれはあくまでもベースの番号であり、実際には販売される市場ごとに語尾に一文字追加される。例えば「SM-G977F」のように。
この語尾の位置文字から販売地域を推測することができるのだが、現時点で「Galaxy S10」の5G対応モデルで見つかっているモデル番号は2つだ。
- SM-G977U
- SM-G977N
Galaxy Clubが発見した情報によると、見つかっているモデル番号上記の2つで、「SM-G977U」は米国で、「SM-G977N」は韓国で取り扱われるモデルの事を指している。
通常であれば、グローバル版やヨーロッパ向けの「SM-G977F」のようなモデルが存在するのだが、5Gモデルに関しては見つかっていない。
そのため現時点でこの2つのモデル番号しか見つかっていないことから、「Galaxy S10」の5G対応モデルは米国と韓国の2地域でのみ販売される可能性がある。(執筆時点(12/18))
とは言え、これらの推測は現時点で発見されているモデル番号を基に立てたものであり、今後更に「Galaxy S10」の5Gモデルと思われるモデル番号が発見されればこの推測は異なるものとなる。
「Galaxy S10」の5G通信対応モデルは「Galaxy S10」シリーズで最も多くの機能や技術が使用されることが期待されているが、価格も最も高価になることが予想されている。
通常ラインナップの中で最もハイエンドな「Galaxy S10+」の最もストレージが多いモデルが約1700ドル(約190,000~200,000円)ほどになると言われているため、5Gモデルはさらに高価になると思われる。
5G対応モデルは搭載されるカメラも最も多い合計6つのカメラを持っていると言われている。
日本においては5G通信のサービス開始は2019年ではないため、実際に見ることは極稀だと思われるが最も多くの機能を搭載しているということから今後もどのようなデバイスに仕上がるのか興味深い。
通常の「Galaxy S10」についても新しい情報が分かり次第直ぐにお伝えしたいと思う。
[source GalaxyClub]
[via wccftech]