2週間ほど前にSamsungが64MPの「ISOCELL Bright GW1」イメージセンサーを発表した。発表段階ではこのイメージセンサーは「Galaxy Note10」に搭載されるのではないかと言われていたが、その後Ice Universeによって否定された。
そのため、64MPセンサーを最初に搭載するスマホ何になるのか不明だったが、最新の情報によるとこの高画素センサーを搭載するスマホはSamsungの新型ミドルレンジモデルになるかもしれない。
「Galaxy A70s」が64MPセンサーを搭載する最初のスマホか
64MPセンサーは2019年後半より量産に予定であることが明らかにされているが、韓国からの新しい情報によると2019年後半に発売予定だと言われている「Galaxy A70s」と呼ばれるスマホがこの64MPセンサーを搭載する可能性があるという。
現時点で2019年後半とざっくりした情報であるため、このスマホが「Galaxy Note10」よりも早い段階で発売されるのかどうかは不明。とは言え「Galaxy Note10」は例年通りであれば8月発表になるため、このスマホよりも後ではないかと思われる。
また、今回の情報は以前伝えた通り「Galaxy Note10」に64MPセンサーは搭載されないと伝えている。
「Galaxy A70s」がどういうスマホになるかは現時点で殆ど分かっていないがその名称からミドルレンジモデルであることは明らか。Samsungは昨年よりフラッグシップモデルよりもミドルレンジモデルに優先的に最新技術を投入していくことを明らかにしているため、「Galaxy A70s」が64MPの高画素センサーを最初に搭載するという情報は納得の行くものではある。
実際に昨年トリプルカメラを最初に導入したスマホ(Galaxy A7(2018))、クアッドカメラを最初に導入したスマホ(Galaxy A9(2018))、どちらもミドルレンジモデルであった。「Infinity-O」ディスプレイを「Galaxy S10」より早くに搭載したのもミドルレンジモデルの「Galaxy A8s」だ。
また、既に今年発売されている新型ミドルレンジモデルも様々な新機能・技術を使用している。「Galaxy A70」ではSamsungスマホで初めて25W急速充電をサポート。その後「Galaxy S10 5G」が同様の急速充電技術をサポートしている。更に先日発売された「Galaxy A80」という変態スマホ。フロントカメラとしてもリアカメラとしても機能する回転カメラが特徴だ。
これらの前例からSamsungが「Galaxy A70s」と呼ばれる新型ミドルレンジモデルで64MPの高画素センサーを初めて搭載するという情報は信憑性は高いのではないだろうか。因みに既に発見されているモデル番号から「Galaxy A70s」はモデル番号「SM-A707F」になる可能性が高い。
今後の情報に注目したい。