Samsungは依然として世界的なトップOEMとして君臨しているが、近年ではHuaweiやOnePlus、そしてXiaomiを含む中国系OEMの台頭により、販売台数が減少するなど悩ましい状況になることも多くなってきた。

数年前に爆発事故など、Samsungが世界的に信頼を失いかけたことも有るが、現在では間違いなく良い製品を作っていると言える。

しかしながら、SamsungやApple等のプレミアムモデルは明らかに高価であることも知られている。

そこに目をつけた多くの企業が低価格でAppleやSamsungなどと同じスペックのデバイスを発売することが最近目立つ流れだ。

日本ではまだまだ馴染みの少ない企業の名前をも多いが、アジア市場などを含む費用対効果を重視する地域では間違いなくOnePlusXiaomi等の中国系OEMが伸びてきている。

これは市場活性化の面では大変良いことではあるが、AppleやSamsung等のプレミアムモデルを販売する企業にとっては嬉しくない話。

これらの流れを自社に取り戻すためにSamsungやAppleは間違いなく調整を続けている。

その証拠にAppleが2018年に発売する3種類の「iPhone」の内1つのモデルは、コストパフォーマンスに優れたモデルになると伝えられている。

Samsungに関しても2019年に発売する予定のプレミアムフラッグシップモデルの「Galaxy S10」にはやはりコストパフォーマンスに優れたエントリーモデルが存在すると言われている。

更にSamsungはこれまで最新技術を初めて搭載するモデルはフラッグシップモデルになることが通常の流れであったが、SamsungのDJ Koh氏によるとこの戦略を変更するという。

今後「Galaxy A」シリーズに優先的に最新技術が搭載される予定

Koh氏がCNBCとのインタビューで語った内容によると、Samsungは最新技術を最初に投入するモデルをフラッグシップモデルではなく、ミドルレンジモデルに優先的に搭載するという。

Samsungのミドルレンジモデルは、日本では聞くことが少ないが「Galaxy A」シリーズのことを指している。

また、新型の「Galaxy A」シリーズは今年後半に発売されることが期待されている。

Samsungが2019年に発売予定の「Galaxy S10」シリーズに搭載されると言われている新技術は、大きく2つある。

1つは、リアカメラがトリプルカメラで構成されるという点。

そして2つ目がディスプレイでの指紋認証だ。

Koh氏が伝えているミドルレンジモデルに、現在開発中の「Galaxy A」シリーズが含まれているのであれば、まずはAシリーズからこれらの技術が搭載される可能性が高い。

打倒中国系OEMに燃えているAppleやSamsungの新たな戦略で、世界的にスマホ業界が盛り上がることを期待したい。

[via CNBC]

 

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