Appleは現在デベロッパー向けに最新の「iOS12 Beta 5」をリリースしており、その中から最新のiPhoneやiPadに関する情報がいくつか見つかっていた。
中国の「Economic Daily News」は今年Appleは4種類のiPhoneを用意していると伝えており、その内の1つは、デュアルSIMに対応したモデルだと言われていた。
また「iOS12 Beta 5」の中から将来的にiPhoneがデュアルSIMに対応する可能性があるという報告があったが、最新の情報でこの話に少し進展が見られたようだ。
デュアルSIM対応 6.1インチ LCD(液晶)iPhoneは中国でのみ利用可能の可能性
Appleは9月にiPhone Xの後継機種となる、5.8インチと6.5インチのOLED(有機EL)iPhoneをリリースする予定で、更に3種類目のモデルとしてコストパフォーマンスに重きをおいた6.1インチのLCD(液晶)iPhoneをリリースすると言われている。
デュアルSIMモデルが用意されると言われているのは、6.1インチのLCD iPhoneで、レポートによるとこのデュアルSIMが用意されるモデルは中国専用のモデルになるという。
しかしアナリストのMing-Chi Kuo氏は、デュアルSIMが一般的になるという報告をしているため、今の時点では2つの報告には矛盾が生じている。
どちらが正しいのかが現時点ではわからないが、デュアルSIMに対応したスマホはアジアやヨーロッパなどの地域で特に人気がある。
そのためAppleが中国でのみデュアルSIMに対応したiPhoneをリリースするというのは、理に適ったことではあるといえるだろう。
6.1インチのLCD iPhoneと5.8インチ・6.5インチのOLED iPhoneの違いについて
これまでに明らかになっている情報ではAppleは今年3種類のiPhoneをリリースすると言われており、大きく2つの種類に大別することができる。
6.1インチのLCDiPhoneは他の2つのモデルと比較して安価なデバイスになるという。
現行iPhoneの位置付けとしてはiPhone 8のようなポジションになると考えればいいだろう。
iPhone Xに倣ったデザインをiPhone 8と同等の価格帯で販売すると考えると、コストパフォーマンス的にかなり優れたモデルになるのではないだろうか。
6.1インチのLCD iPhoneはデュアルカメラではなくシングルカメラで構成される可能性が高く、3Dタッチのサポートもされないと言われている。
しかし、iPhone X最大の特徴の1つであるFace IDには対応する可能性が高い。
ネーミングについて確たる情報はないが、恐らくiPhone 9になるのではないだろうか。
[via 9to5Mac]