Xiamiが昨年発売した「Mi8」シリーズの一部モデルにはディスプレイ内指紋認証機能が搭載されており、「Mi8」は最初にこの機能の搭載を始めたデバイスの1つだ。OnePlusとXiaomiは他の中国系OEMと比較しても多くの市場でシェアを伸ばしており、その成長速度には目を見張るものがある。「Xiaomi Mi8」は同時期に発売された「OnePlus 6」よりも短期間で100万台の販売に成功するなど多くの実績を残したが、それは同時に次のデバイスへの期待も高まるものである。

Xiaomiが2019年に発売する「Mi8」の後継機に当たる新型スマホはこれまでのナンバリングをそのまま引き継ぐのであれば「Mi9」と呼ばれる可能性が高く、これまでにいくつかの情報が明らかにされている。XiaomiのスマホはOnePlusと同様に他のフラッグシップモデルと同等のスペックを実現しながらも価格がかなり抑えられているという特徴を持っている。そのため、今年の「Mi9」もフラッグシップモデルに搭載されるチップセット「Snapdragon855」が搭載される可能性が高く、「Mi8」と同じように多くの新機能が搭載されるものと思われる。

これまでスペック情報などのリークが中心だったが、現在Xiaomiの次期スマホ「Mi9」のレンダリング画像が公開されている。OnLeaksが公開するようなCADデータに基づくレンダリング画像ではないため、下記に紹介するデバイスが完全版のデザインになるかは別としてこれまでに聞いてきた多くの特徴を抑えているようだ。「Mi9」のデザインはこんな感じになるかも?と思ってみていただけると幸いだ。

「Xiaomi Mi9」のデザインを明らかにするレンダリング画像について

「Xiaomi Mi9」には6.4インチのディスプレイを搭載し、「水滴ノッチ」と呼ばれる左右対称形の小さなノッチが中央に搭載されていることが確認できる。どのスマホもノッチを搭載する傾向にあるが、結局の所中央配置の小さいノッチが一番当たり障りのないデザインなのではないかと最近思うようになってきた。勿論、ノッチのない全面ディスプレイの方が好ましいのだが、2019年時点でこの技術は開発段階に有り商用化には至っていない。

さて、画像を見てみると、上記のように小さな「水滴ノッチ」を確認できるだけでなく、「Xiaomi Mi9」のリアカメラはトリプルカメラが搭載されていることも確認できる。このカメラの内1つは、より高解像度の48MPのセンサーを搭載しているのではないかと噂されている。その他2つのセンサーは18MPと8MPになると言われている。これまでの情報から「Xiaomi Mi9」のリアカメラは3つ搭載されるという情報は正しいかもしれないが、このレンダリング画像はあまりにHuaweiスマホのものと似すぎている。勿論これは、公式レンダリング画像ではないため、今後更に信頼性の高いリーカーから公開される「Mi9」のデザインは今回のものと異なる可能性がある。

[via GSMArena]

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