
新型のゲーミングスマホ「Razer Phone2」が現在開発中であることがRazer公式によって確認された。
スペックやパフォーマンスについては現時点で明らかにされていなかったが、現在「Razer Phone2」のベンチマークの結果がGeekbench上で発見されている。
Geekbenchで発見されたリストを参考にすると「Razer Phone2」は、現行の「Razer Phone」と同じ8GBのメモリを搭載していることが分かる。
また、リスト上にハッキリと書かれているわけではないが、観測されているスコアなどから「Razer Phone2」に搭載されるチップセットについても明らかになっている。
Razerが正式に新型「Razer Phone2」を発表している。
「Razer Phone2」はSnapdragon845と8GBのメモリを搭載予定
発見されたベンチマークの結果によると、「Razer Phone2」はシングルコアスコアが2026、マルチコアスコアは8234を記録している。
このスコアは多くのフラッグシップモデルが記録しているスコアと似ていることが分かる。
確認されたスコアなどから「Razer Phone2」に搭載されるチップセットは高い確率でSnapdragon845を搭載するものになると言われている。
Snapdragon855が2018年末にかけての発表予定だと言われているため、それよりも前の発表であれば自然と最高のものがSnapdragon845になるといえる。
執筆中にふと思ったが、ゲーミングスマホ向け専用のチップセットというものは作られないのだろうか…需要の問題で簡単ではないとは思うが、ベンチマークキラーになりそうな予感がする。
また、「Razer Phone2」はGeekbenchのリストでも明らかであるようにメモリは8GBを搭載するようだ。これは現行の「Razer Phone」と同等だ。
ASUSのゲーミングスマホ「ROG Phone」は当初10GBのメモリを搭載したいと伝えられていたが、スペースの問題で断念したと聞いたことがある。
現状、8GBを超えるメモリを搭載しようとすると、やはりバッテリー容量を削るなど目に見えるデメリットが出てしまうということだろうか。
今回のGeekbenchを見る限り「Razer Phone2」は最初のモデルが出たときのようなモンスター感は薄いと言える。
そのため、「Razer Phone2」には何かインパクトのあるセールスポイントが少なくとも1つは必要だと思われるが、何をプッシュしてくるのだろうか。
最近の多くの企業はパフォーマンスを重視するよりも、バッテリー容量を大容量にしたというものが多い印象だ。
当然ゲーミングスマホ、長時間のゲームプレイに耐えうる大容量のバッテリーは必要不可欠だ。
今回明らかになったGeekbench上の「Razer Phone2」では多くのことは明らかになっていないが、パフォーマンスについてはフラッグシップモデルと遜色なく問題なさそうだ。
Razerがソフトウェアでプッシュするのか、ハードウェア面のアップグレードでプッシュしてくるのか興味深い。