OnePlusの新型スマホ「OnePlus 7T」が先日インドで「OnePlus TV」と共に発表された。

事前情報通りこれまで上位モデルに限定されていた90Hzリフレッシュレートに対応する「Fluid AMOLED」ディスプレイが「OnePlus 7T」にも搭載されている。(7Tは7Proと異なりフラットディスプレイ)

90Hzリフレッシュレートは気になるけど、「OnePlus 7 Pro」や10月10日に英国での発表を控えている「OnePlus 7T Pro」のように湾曲ディスプレイは苦手だ、という人に「OnePlus 7T」は超有力な候補となりえるのではないだろうか。他にも「OnePlus 7T」は「Snapdragon855 Plus」や背面がトリプルカメラ構成になるなど、多くの点で「OnePlus 7」よりもアップグレードされている。

しかし、そんな「OnePlus 7T」にも欠点は存在する。それは以前より多くのユーザーによって期待されているワイヤレス充電に相変わらず非対応であるということ。現在OnePlusのCEOであるPete Lau氏が「OnePlus 7T」がワイヤレス充電に対応しない理由を改めて説明しているので紹介したいと思う。

 

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「OnePlus 7T」がワイヤレス充電に対応しない理由

OnePlusのスマホは以前から「ワイヤレス充電」への対応を望む声が多い。しかし、2019年前半に発売された「OnePlus 7」や「OnePlus 7 Pro」は勿論、先日発表されたばかりの新型スマホ「OnePlus 7T」も非対応だ。

これには明確な理由が存在する。Pete Lau氏は以前もこの理由についてインタビューで答えており、今回も同様の理由を上げている。

「OnePlus 7T」がワイヤレス充電に非対応である理由は「OnePlusが求めるワイヤレス充電での充電速度」が不十分である、ということだ。

同氏によると、OnePlusはワイヤレス充電技術が同社の優先急速充電技術「Warp Charge」のスピードと同等レベルであることを望んでいるという。OnePlusは殆どのスマホのような有線よりも遅いスピードでのワイヤレス充電機能の実装で落ち着く(Settle)事を望んでいないということだ。

OnePlusは以前よりワイヤレス充電技術について開発を続けていることを明かしているが、「OnePlus 7T」の発表段階でも様々な課題をクリアできていないため、今回発表のモデルでもワイヤレス充電の対応は見送られたということだ。

OnePlusの中で上げられているワイヤレス充電の課題は「スピード」と「発熱」の2つ。この2点の課題を克服した段階で発売されるモデルにワイヤレス充電が対応されることとなる。

最近はOPPO、Xiaomi、Huaweiといった中国系OEMがこぞって高速なワイヤレス充電技術を発表している。これらはスピード問題をクリアしているものの発熱については不透明。そのため恐らくOnePlusもスピード問題事態は解決しているのではないかと思われる。推測に過ぎないが後は発熱。

2020年前半に発売されると思われる「OnePlus 8」シリーズでワイヤレス充電が対応されるのか、非常に楽しみだ。

 

[source 91mobiles]

 

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