
Samsungは先日「Galaxy Note8」と「Galaxy S9」向けに最新の2018年8月のセキュリティパッチをリリースしたが、Samsungはこのパッチで修正される内容についての詳細を明らかにしていない。
ちなみにSamsungのフラグシップモデルが、コストパフォーマンスに優れたモデルやミドルシップのスマホよりも先に最新のパッチを展開したのは恐らくはじめてのことだ。
現在Samsungは先日リリースした2018年8月のセキュリティパッチの詳細について説明している。
このアップデートは大きく、Android OSで発見された数十の脆弱性の修正や、Samsungのソフトウェアの脆弱性の修正などが含まれる。
2018年8月のセキュリティパッチについて
このセキュリティアップデートには、GoogleのAndroid OSで発見された脆弱性やSamsungソフトウェアの脆弱性の修正が含まれている。
Android OSの面では、大きく4つの脆弱性の修正といくつかの中危険度の脆弱性の修正が含まれているという。
また、Samsungのソフトウェアなどから発見された面では、11個の脆弱性及び脆弱性(SVE)項目のパッチが含まれている。
これらの脆弱性はSamsungが開発したソフトウェアから発見された脆弱性で、今回の2018年8月のセキュリティパッチで発見された脆弱性は全て修正される。
Samsungは2018年8月のセキュリティパッチを受け取る予定のデバイス向けに徐々に展開していく予定だ。
既に「Galaxy Note8」と「Galaxy S9」はこのアップデートを受け取っているが、現在「Galaxy S8」と「Galaxy S8+」でも受け取り始めているようだ。
いつものようにOTA経由でダウンロードできるため、多くのユーザーに届けられるには数日から数週間かかることがある。
重大なセキュリティの修正が含まれるアップデートだ。特別な理由がない限り優先的にアップデートを行ったほうが良いだろう。