Samsungは先月より「Galaxy S10」や「Galaxy Note10」を始めとするフラッグシップモデル向けに「Android 10」(OneUI 2.0)のベータプログラムを実施している。以前の情報によるとSamsungは韓国で「Galaxy S10」のベータプログラムを終了しており、近いうちに安定版アップデートがリリースされるのではないかと期待された。
しかし、つい先日浮上したSamsung China、Samsung Israelから流出したと思われる「Android 10」ロードマップによると、「Galaxy S10」は2020年1月ごろに安定版アップデートがリリースされると記載されていたため、近日中のリリースは難しいのかと思われたが、現在Samsungがドイツで「Galaxy S10」シリーズ向けに「Android 10」(OneUI 2.0)の安定版アップデートをリリースしている事が確認された。
現在、ベータプログラムには参加していない安定版「Android 9.0 Pie」で動作する「Galaxy S10」シリーズにも同様のアップデート内容が展開されていることが確認されている。但し、ベータプログラム参加者と異なる点として容量が約2GBと大きい。
そして、ドイツでのみ展開されていたこのアップデートが現在、イギリスの「Galaxy S10」ユーザーにも届けられていることが確認されている。
「Galaxy S10」向け「Android 10」安定版アップデートがリリース
このアップデートの展開が確認されているのは恐らくベータプログラムに参加したユーザー向けにリリースされたもの。そのためアップデートの容量が約140MBと非常にコンパクトだ。
ベータプログラムに参加していない殆どのユーザーが「Android 10」への安定版OSアップデートを受け取る際は、より大きな容量で提供される可能性が極めて高い。
また、アップデートには2019年12月のセキュリティパッチが含まれていることも確認されている。
アップデートのビルド番号は各モデル、地域によって若干異なるものの以下のようになる。(キャリア版は除く)
*部分が地域によって異なる。多くの場合「F」や「0」。その他「U」や「U1」等々。
- Galaxy S10e:G970*XXU3BSKO
- Galaxy S10:G973*XXU3BSKO
- Galaxy S10+:G975*XXU3BSKO
【12/5追記】展開地域
- ドイツ
- パナマ
- 韓国
- スペイン
- インド
- ポーランド
- フランス
- United Kingdom(イギリス)
- アラブ首長国連邦
- ベトナム
- 北ヨーロッパ
- ブラジル
- メキシコ
- イスラエル
- タイ
- アルゼンチン
- コロンビア
- ペルー
- 台湾
- オランダ
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