昨日、「Galaxy Note20」及び「Galaxy Note20+」のディスプレイサイズや解像度、対応リフレッシュレートなどの詳細がリークされた。
→「Galaxy Note20」シリーズのディスプレイに関する詳細がリーク
このリークはRoss Young氏によって行われたが、現在同氏が昨日のリークをアップデートする形で新しい情報を伝えている。
昨日の情報では「Galaxy Note20」シリーズは何れのモデルも120Hzリフレッシュレートに対応すると伝えられていたが、今日伝えられた情報によるとそうではないようだ。
Samsungは2020年の「Galaxy Note20」シリーズではモデルに大きな差別化を図ることを計画しているようだ。
「Galaxy Note20」は60Hzディスプレイを搭載か
Note 20 Update - while the Note 20+ remains LTPO and 120Hz, the Note 20 will be LTPS and 60Hz. Makes sense since LTPO costs more and should appear first in premium models. You can do 120Hz with LTPS, but it consumes a lot of power. LTPO is the best implementation for 120Hz.
— Ross Young (@DSCCRoss) May 12, 2020
Ross Young氏が更新した情報によると「Galaxy Note20+」はこの間の情報通り120Hzリフレッシュレートに対応し、LTPOバックプレーン技術を採用すると伝えている。
LTPOは可変リフレシュレートや最大20%の高い電力効率を実現することができるため、120Hzというバッテリーの消耗が激しい技術には最適なバックプレーン技術になると見られる。
しかし、標準モデルに位置付けられる「Galaxy Note20」はこれを搭載せずにLTPSバックプレーンを搭載するという。
LTPSでも120Hzを実現することはできるが、バッテリーの持ちに大きな悪影響を与えるため、Samsungは「Galaxy Note20」の対応リフレッシュレートを60Hzにするという。
Note 20+ supports 120Hz, but Samsung confirmed to us that Note 20 does not.
— Ross Young (@DSCCRoss) May 12, 2020
これがハードウェア的に行われるのかソフトウェア的に行われるのかは不明。
しかしながら、「Galaxy Note20+」はQHD+解像度であるのに対し「Galaxy Note20」がFHD+であることも考慮するとSamsungは「Galaxy Note20」シリーズで大きな差別化を図ろうとしているようだ。また、5Gに対応するためにコストがかかることから、コスト削減の意味合いもあるだろう。
また、同氏は「Galaxy Note20」シリーズには「Ultra」が存在せず、「Galaxy Fold2」が「Ultra」に当たるモデルになるとも伝えている。
Samsungは明確に関連付けることはないかもしれないが、ある種兄弟モデルのような図式であるとするならば、「Galaxy Note20+」の上位モデルが「Galaxy Fold2」だ。
この仮定で話をすすめると「Galaxy Fold2」もLTPO+120Hz対応ディスプレイに対応している可能性が高まる。「Galaxy Fold2」が120Hzディスプレイに対応するようだという情報も以前Ross Young氏によって伝えられている。
→「Galaxy Fold2」はSペン対応で120Hzディスプレイを搭載か - 初代よりも大きなディスプレイも
とは言え、現時点ではあくまでもリークであり確定されたものではない。実際に発表される「Galaxy Note20」や「Galaxy Fold2」のスペックとは異なる可能性があるため、あくまでも参考程度にとどめておくことをおすすめする。
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