韓国からの最新の報告によるとSamsungが現在取り組んでいる折りたたみ式スマホ「Galaxy F」(仮称)は現在多くのスマホで主流となっているゴリラガラスによると画面の保護が行われない可能性があるという。
コーニング社のゴリラガラスは特殊んカバーガラスを使用してディスプレイを保護しており、Samsungの「Galaxy S9」や「Galaxy Note9」等、多くのスマホにも使用されている。
しかし「Galaxy F」には技術的な成約のために、ゴリラガラスを使用できない、使用しない可能性があるという。
折りたたみスマホにゴリラガラスを使用できない代わりに、Samsungは住友化学の透明ポリイミドを使用するという。
透明ポリイミドの業界に詳しいとされる関係者によると、住友化学は量産ラインをもっていないため、100%子会社の「東友ファインケム」でこの透明ポリイミドをハードコーティングしSamsungに納品する予定だという。
先日Samsung MobileのCEOを務めるDJ Koh氏はこの折りたたみ式スマホ「Galaxy F」を11月に同社が開催するSamsung Developer Conference2018(SDC2018)で発表したいということを明らかにしている。
11月に最初の折りたたみ式スマホが発表される可能性は極めて高いと言えるが、同時にこのスマホ実際に手にとることができるようになるまでには比較的長い時間がかかることも伝えられている。
同時期に出た情報によると「Galaxy F」は11月に発表されるものの来年始め(恐らく1月のCES2019辺り)まで発売されない可能性が高いという。
また、現時点で多くのメディアはSamsungの折りたたみ式スマホを「Galaxy F」と呼んでいるが、これは実際のネーミングではなくあくまでも仮称だ。
FoldableのFを取って、そのまま「Galaxy F」かもしれないし、そうではないかもしれない。ここは11月までお預けだろう。