Samsungの新型ミドルレンジモデル「Galaxy A50」のフレームがリークされたことで、いくつかの特徴が明らかにされている。

 

Samsungは現在、来月20日に発表を目指す「Galaxy S10」の準備を着々と進めていると思われるが、Samsungが開発に力を入れているスマホはフラッグシップモデルだけではない。同社は2018年から特にミドルレンジモデルの開発に力を入れており、優先的に最新技術や機能を搭載することを戦略の1つとしている。これは、Huawei等の中国系OEMの対応によって奪われた新興市場でのシェアを取り戻すための戦略だ。

2018年以降に発売されたミドルレンジモデルには多くの新技術が使用されており、昨年末に発表された「Galaxy A8s」(Galaxy A9 Pro)には「Galaxy S10」にも使用される新技術「Infitniy-O」ディスプレイが使用されている。「Galaxy S10」は「Inftiniy-O」ディスプレイだけでなく、ディスプレイ内指紋認証センサー機能を搭載する予定だが、先日の情報によると2019年に発売される多くのミドルレンジモデルの内、いくつかのモデルがこの機能を搭載すると言われていた。

現在、多くの情報が出てきているSamsungのミドルレンジモデルは「Galaxy A50」と呼ばれている。このスマホはディスプレイ内指紋認証機能を搭載するモデルの1つだと言われているが、現在このスマホのフレームがリークされたことでその可能性が更に高まっている。また、「Galaxy A50」の特徴のいくつかも明らかにされている。

新型ミドルレンジモデル「Galaxy A50」のフレームから分かる特徴について

91mobilesが現在「Galaxy A50」に使用されるフレームの画像を公開しており、この画像からいくつかの特徴を知ることができる。

画像を見る限り、「Galaxy A50」の背面カメラはトリプルカメラ構成になる可能性が高いことをこの画像は示唆している。また、「Galaxy A8s」(Galaxy A9 Pro)では3.5mmイヤホンジャックが廃止され、今後のモデルでも廃止されるのではないかという噂があったが、少なくとも「Galaxy A50」には3.5mmイヤホンジャックは廃止されていないようだ。ポートはUSB-C。

また、フレーム上部にはカメラ用の穴が存在することが確認できるが、これは「Galaxy A50」が「水滴ノッチ」を採用する可能性が高いことを示している。Samsungは「水滴ノッチ」のことを「Infinity-U」若しくは「Infinity-V」ディスプレイと名付けている。

この「Galaxy A50」のフレーム画像からはいくつかの特徴を知ることができるが、1つ足りない要素として、指紋認証センサー用の穴がどこにも存在しない。多くのスマホは背面に指紋認証センサーが搭載しているが、このフレームには背面に指紋認証センサー用の穴が存在しないことをはっきりと確認することができる。

このように指紋認証センサー用の穴がどこにも確認できないことから、「Galaxy A50」がディスプレイ内指紋認証センサーを搭載するのではないかという噂の信憑性を高めている。「Galaxy S10」に搭載されるこの機能はクアルコムの超音波センサーを使用して実現されると言われているが、ミドルレンジモデルが搭載するこの機能はより安価に生産できる光学センサーを使用するものと思われる。

Samsungが2019年に発売する新型ミドルレンジモデルの1つ「Galaxy A50」には4GBまたは6GBのメモリと64GBまたは128GBのストレージモデルから選択することができると言われている。チップセットは「Exynos9610」を搭載し、発売時点で搭載OSは「Android 9.0 Pie」になる見込み。

 

[source 91mobiles] 
[via XDA-Developers , GSMArena]

この記事が気に入ったら
フォローしよう !

最新情報をお届け!