OnePlusは先日、IoTを促進するための家電としてスマートTVの開発に取り掛かっていることを明らかにした。
OnePlusのスマートTVは「OnePlus TV」と呼ばれることは分かっていたが、最新の情報でこのデバイスのより詳細な内容が明らかにされた。
この情報はOnePlusのCEOのPete Lau氏がPCMagとのインタビューで明らかにしたものだ。
まず「OnePlus TV」は直ぐに発売される予定の製品ではなく、来年の発売を目指しているという。
また、昨今は4Kテレビが普及してきているが、「OnePlus TV」も4KLEDテレビになるという。
SamsungやSony等はOLED(有機EL)パネルを使用した4K及び8Kを作っているが、OnePlusがLEDを採用したのは恐らくコストの面だろう。
Pete Lau氏は 元々スマートホーム業界への参入は1年以上前から考えていたと語り、ただテレビを作るだけではなくOnePlusがスマートホーム業界でできることを探求したいと伝えている。
最近はGoogleやAmazon等のAIアシスタントを搭載したスマートスピーカーが普及してきて、多くのIoT対応家電等を操作することができるようになってきた。
OnePlusのCEOはこの点に着目し、テレビをあらゆるIoT製品を操作するために使用できないかと考えているようだ。
スマートスピーカーと同じように音声コマンドに応答したり、他のデバイスを制御したりできるようにするという。
また、「OnePlus TV」は搭載するOSについては明らかにしていないが、「big, mainstream provider(大きく主流のプロバイダー)」を使用すると述べていることから「Android TV」が搭載されると見て良いのではないだろうか。
また、「OnePlus TV」に使用するディスプレイのパネルはOnePlus社内で開発するわけではなく、別の会社から購入する予定だとしているが、画像処理チップセットとそのアルゴリズムについてはOnePlusで独自に開発予定だという。
OnePlusはユーザーに最高の画質を提供するために、Sony製のテレビの画質をベンチマークとして定めているようだ。
he said. "People don't want two things. The mission for us is to combine the two things."
OnePlusのCEOはこう言う。「人々は2つの事を望んでいない。OnePlusの使命は2つのものを組み合わせることだ。」
続報に期待したい。
[PCMag]