OculusはVR向けヘッドマウントディスプレイ「Oculus Rift」でMicrosoftの古いOSのサポートを中止することを明らかにした。
Oculusが新しくOculus Riftの最小スペックと推奨スペックを明らかにし、そのリストによるとOculus RiftはWindows 7とWindows 8.1がサポートされないようだ。
つまりOculus Riftを所有しているユーザーが引き続きVRを体験するにはWidnwos 10へのアップデートが必須であることを意味している。
Oculusが古いOSのサポートを打ち切るというのは、あまり驚くことではない。
というのも昨年11月にOculusが公開したOculus Rift Core 2.0アップデートの一部機能を利用するにはWindwos 10が必要であることが明らかになっていたからだ。
Oculus Rift Core 2.0でWindows 10が必要になる機能は主に、Oculus DesktopやOculus Dash等がある。
この時点でメディアではOculus Riftが将来的にOSのサポートを中止することになるだろうと伝えていた。
多くのユーザーに影響しそうな変更ではあるが、Oculusによるとそうでもないようだ。
OculusによるとOculus Riftを利用するユーザーの95%は既にWindwos 10を利用しているという。
このことからもこの段階で古いOSのサポートを打ち切ることを決めたのかもしれない。
そのためOculusは現在も古いOSを利用しているユーザーにできるだけ早くにOSのアップデートを行うことを促している。
Oculusが新たに公開したOculus Riftの推奨スペックは以下の通りだ。
最小構成 | 推奨構成 | |
---|---|---|
Graphics Card | Nvidia GTX 1050Ti / AMD Radeon RX 470 or greater | Nvidia GTX 1060 / AMD Radeon RX 480 or greater |
Alternative Graphics Card | Nvidia GTX 960 / AMD Radeon R9 290 or greater | Nvidia GTX 970 / AMD Radeon R9 290 or greater |
CPU | Intel i3-6100 / AMD Ryzen 3 1200, FX4350 or greater | Intel i5-4590 / AMD Ryzen 5 1500X or greater |
Memory | 8GB+ RAM | 8GB+ RAM |
Video Output | Compatible HDMI 1.3 video output | Compatible HDMI 1.3 video output |
USB Ports | 1x USB 3.0 port, plus 2x USB 2.0 ports | 3x USB 3.0 ports plus 1x USB 2.0 port |
OS | Windows 10 operating system | Windows 10 operating system |