マイクロソフトが”most powerful”と題した「Surface book 2」は電源に接続していてもバッテリーを消費し続けるという問題を抱えている。

 

「Surface book 2」はGPUにNVIDIA 1060を搭載しており、ゲームPCとしても十分な力を発揮することができるが、これまでの報告でゲーム時(GPUを稼働させる時)にはバッテリーをかなり消耗することが分かっていた。

 

Surface book 2が充電していてもバッテリーを消費し続ける理由とは?

「Surface book 2」には電源モードを調節するスライダーがついており、これを一番パワフルな設定にしていると電源に接続していてもバッテリーが消費されることがある。

充電していながらもバッテリーを消費し続けるというのは、充電によって供給される電力よりもPCの消費の方が大きいために起こってしまう問題だ。

 

「Surface book 2」にはバッテリーが2つ搭載されており、1つはディスプレイの方に、もう1つはキーボード側に配置されている。

 

2つのバッテリーは共に95ワットの電流を102ワットの充電器を通してPCに電力を供給するのだが、「Surface book 2」をハイパフォーマンス状態で使用しているとCPUがおよそ25ワット、NVIDIAのGPUが75ワットの電力を消費する。

 

これは、充電器による電源供給が不足することを示している。

 

マイクロソフトによるとバッテリー残量が完全に0になることはないようで、実際にそれが事実であることは確認が取れている。

 

「Surface book 2」の電源供給が不足してしまう問題は、ソフトウェアアップデートでハイパフォーマンスの上限を抑えることで電源供給が不足してしまう事態は解消できるだろうが、それだけはしないだろう。

 

その為「Surface book 2」はハイパフォーマンス時にGPUをフル稼働させると電源供給が足りなくなることがある”仕様”だと認識した上で購入したほうが後々の後悔は少ないだろう。

 

電源供給に問題を抱えていることを除けば、「Surface book 2」は良いデバイスであることに変わりはない。

この記事が気に入ったら
フォローしよう !

最新情報をお届け!