ドイツの自動車メーカーポルシェは、現在Windows7で動作しているPCの全てをWindows10へとアップグレードする計画をしているようだ。
この計画は来年末までに完了する見込み。
この計画に関する正式な発表はされていないが、Windows7のサポートが終了する2020年までにWindows10への移行を済ませたいとしている。
MicrosoftはWindows7のサポートを2020年1月を持って、サポートを終了する予定で、この日移行Windows7は様々なセキュリティの脆弱性が修正されることはない。
ポルシェはWindows7からWindows10へのアップグレードを行うことで、約27000人の従業員がアップグレードによる恩恵を受けることができると考えているようだ。
Windows10への強化は新たな機能や作業効率の向上が目的というよりも、セキュリティ面に関する問題が大きいだろう。
ポルシェの大規模なWindows10へのアップグレードは、Microsoftにとっても大きな成果となり得る。
調査会社のNetMarketShareが提供するデータには、全世界で稼働しているPCの40%がWindows7であることを示している。
Windows10はそれよりも少ない34%のシェアとなっている。
最新のOSのシャア率を上げるために度々やり方が避難されているMicrosoftだが、どんな理由があろうと殆のユーザーは2020年には何らかの対策をしなくてはならないだろう。
マイクロソフト 2017-12-15