GoogleはGoole I/OイベントでGoogleアシスタントが5億台のデバイス上で動作していることが明らかにされた。
Google I/Oイベントは毎年開催され、あらゆる製品とGoogleが提供するサービスの最新の進捗状況についての報告イベントのようなものだ。
Googleアシスタントは多くのユーザーのスマホやスマートスピーカー等のデバイスで動作し、約40種類の自動車ブランドでもGoogleアシスタントを利用することができるようになっている。
通信が繋がる環境であれば移動中でもどこでもGoogle Assistantに話しかけてあらゆる情報を知ることができるようになった。
Googleは今後Google Map上でもGoogleアシスタントを動作するようにするといい、運転中でもスマホに触ることなく目的地案内や、YouTubeで音楽を流せるようにもなるという。
スマートスピーカーや車にもAIアシスタントが搭載されるようになり、簡単にIoTが浸透をしてきたことを感じられるようになった。
Googleはおよそ5000台のスマートホームデバイスでもGoogleアシスタントが動作すると語った。
GoogleアシスタントやSiri、AmazonのAlexa等はスマホで文字を入力する必要がなく、日常会話のように話しかけるだけで知りたい情報を得ることができる簡単さから世界中で爆発的にヒットしている。
日本人にとって外で独り言のように喋るのはどうしても抵抗があるようで、中々利用率が伸びないようだ。
しかしスマートスピーカーに関するCMも見かけるようになり、少しずつ知見のないユーザーにも浸透し始めると思われる。
多くの家庭で音声検索が浸透し始めると、屋外の人がいるような場所でもアシスタントを利用しやすくなるだろう。
まずは個人の部屋や車等のパーソナルスペースでの普及を目指すことが、多くの場所でこのサービスが利用されることに繋がるのではないだろうか。
Googleアシスタントは非常に便利で多くのスマホ・デバイスで利用できるが、まだまだ普及したとはいえない。
Googleは普及率を上げるために、今後数ヶ月の内に更に多くの場所でアシスタント機能をリリースする予定だ。
GoogleはGoogleアシスタントが今年中に世界80カ国以上で利用可能にするとし、更に30以上の言語で利用できるようにする予定のようだ。
日本語は対応しているものの、他国での使用率が壊滅的に低いことからも会話パターンが多いとは言えないだろう。
アシスタント機能が多くの言語をサポートするようになれば、日本語もより自然に会話が行えるようになるのではないかと期待している。