Android用Youtubeは動画を全画面で楽しむための「ピンチトゥズーム」機能を実装するようだ。
18:9という新しいアスペクト比を採用しているスマホは、Youtubeなどに投稿されている多くの動画(アスペクト比16:9)を視聴すると画面全体に動画が表示されず黒いバーが表示されていた。
「ピンチトゥズーム」は、これらの18:9を採用しているスマホで大いに役立つと言われている。
Android Policeは、Android版Youtubeバージョン12.44がリリースされるタイミングで「ピンチトゥズーム」機能を実装し、多くのスマホを助けると言っている。
これまでSamsungのGalaxy s8や、Galaxy note8、新しいアスペクト比18:9の元祖と言われているLGのV30などのスマホではYoutubeや多くのストリーミングサイトで、画面全体に動画を広げて視聴することができなかった。
これは多くの動画のアスペクト比が16:9で作られていて18:9という新しいアスペクト比に最適化されていないからだ。
今月始め、iOS向けのYoutubeアプリはiPhone Xのフルスクリーンの表示をサポートするためのアップデートが行われた。
そういった、新しいアスペクト比に対応するアップデートがAndroid版でも行われる予定だ。
Google Playには現在バージョン12.45がリリースされれいるが、Google Play上にあるバージョンでは「ピンチトゥズーム」機能を利用することはできないようだ。
しかし、Googleが公式にリリースする前に試してみたい人のためにAndroid用Youtubeアプリ、バージョン12.44.52をAPKミラー経由でダウンロードすることが可能だ。
Youtubeのバージョン12.44.52にはいくつかのバリエーションがあり、どれをインストールして良いのかわからない人のために解説してみようと思う。
APKファイルをダウンロードしてインストールする方法!
APKファイルのダウンロード自体はPCでもスマホでも可能だが、データをスマホに移す面倒さもあるためスマホでダウンロードしたほうが色々と楽だと思われる。(サイトの写真は見やすさ重視でダウンロード前まではPC版を用いる)
まず最初に見るべきは、「arm」と「arm64」だ。
これは数字を見て察しがつく人もある程度いると思われるが、スマホのOSが32bitか64bitかの違いだ。
自分のスマホのOSが32bitか64bitか把握していない人は自分のスマホの名前をGoogle先生に聞いてみよう。(例:Galaxy s8)
Galaxy s8の製品ページにアクセスすると上の方に「スペック」と書いてあるので、それをクリック(タップ)。
ページ中部辺りに、「パフォーマンス」という見出しがある。その直ぐ下にAPという欄があるのだがその部分に64bitと書かれていることが分かる。
APKのページに戻るが、OSの隣りにあるのはアプリの最小サポートバージョンのことだ。自分のスマホのAndroidのバージョンの確認方は各自で把握していただくとして、次に見るべきは「Screen DPI」なのだが、ぶっちゃけていうのであれば、わからないなら「nodpi」で間違いない。
「nodpi」は、各スマホのdpiに最適化していない分データ容量がほかと比べて多くなる。
一覧のdpiとピッタリでなくても近いものであれば問題ない。小さいよりは大きい方に合わせるとより良いとされている。
ちなみにGalaxy s8の「screen DPI」は、640だ。
自分のスマホにあったバリーエーションを見つけたら「DOWNLOAD APK」をクリックするとページが遷移してダウンロードが始まる。
Google Play以外からアプリファイルをダウンロードした場合、【設定】→【セキュリティ】→【提供元不明のアプリ】にチェックを淹れることでインストールできる。
また、今回はGoogle Playにリリースされているバージョンより古いものをインストールするので、念のためYoutubeアプリはアンインストールしてからインストールに望んだほうが間違いないだろう。
ダウンロードしてきたAPKファイルを開くとインストールするかどうか聞いてくるので問題なければインストールをタップする。
インストールが終われば旧バージョンの「ピンチトゥズーム」を利用できるだろう。