PUBG Corp.は今月、通常のアップデートに加えて既存の不具合やパフォーマンスの最適化に関する大規模改善ロードマップ「FIX PUBG」を公開した。
「FIX PUBG」は、これまでに多くのプレイヤーからのフィードバックで要望の多かった機能や、報告されている不具合の修正などに取り組むプログラムで、長期的に行っていくものだ。
そして現在PUBGはベータ版の頃から要望の多かった「トレーニングモード」をPC版PUBGに実装することに決定したようだ。
現時点のPUBGはTPP/FPP問わずシューティングゲーム初心者に優しい設計とは言えなかった。
マッチングシステムは実装されているものの、ゲーム特性上、死んでしまうとまた一から開始する必要があり、初心者の練習にはあまりに面倒な部分があった。
来月に実装が予定されている「トレーニングモード」はそういった初心者に最適な練習の機会を確保し、ユーザーのプレイスキルの向上に貢献できるだろう。
また、コアゲーマーにおいても細かな検証を行う際にはこういった機能があるととても助かる。
PC版PUBGに来月実装される「トレーニングモード」について
トレーニングモード専用?のマップは2×2kmの小型マップで5~20人のプレイヤーによって行われる。
射撃練習は勿論、車の運転の練習やパラシュート降下練習、そしてPUBGの全ての側面をプレイヤーが探索して練習するための様々な要素があるという。
トレーニングモードの実装によって初心者からプロゲーマーまで、このトレーニングモード専用マップに篭る絵が用意に想像できる。
トレーニングモード実装で練習できるようになると思われる機能について
このトレーニングモードは現在開発中のものであり、今後実装される機能などが変更になる可能性はあるものの、現時点で練習することが可能になる機能は以下の通りだ。
- インクリメンタルレンジターゲット(800mレンジ、400mレンジ、スペシャル1kレンジターゲット)
- 自由な目標(立っている目標、動く目標、建物内の目標)
- パラシュート練習場
- 投げる範囲
- 近接範囲
- パルクールエリア
- CQCコース
- 屋内CQCレンジ
- 車両トラック(ロングトラック、レーシングトラック、オフロード、スウィートスタントランプ)
- 車両用オープンウォーター(スイートウォーターランプ)
- 装備のテーブル(近接武器、銃、アタッチメント、装備、弾薬、投擲物)
PUBG Corp.によるとこのトレーニングモード実装を計画した際に、プレイヤーのニーズを超えるものを作りたかった為に、このマップを単なる射撃練習場にはせず、PUBGをプレイする上での様々な要素を体験、練習できるオープンな「リビングマップ」にしたかったようだ。
つまり、このトレーニングモードはプレイヤーのニーズや要望によって内容が変化する「生きた(Living)」マップになるという。
[PUBG / Steam]