PUBGやFortniteのようにPCゲームが昨今活況でe-sportsも少しずつだが注目されるようになってきた。
PUBGでドン勝を取る(食べる?)ためには、技術が必要なのはそうなのだが何より環境作りが大事である。
あなたがPUBGでドン勝をコンスタントに取りたいのであれば、高スペックなパソコンや良いマウス・キーボードの必要性と同じぐらいディスプレイにはこだわらなければならない。
高速で建築を行いながら敵も見失わないようにしないといけないFortniteでも同じだ。
低フレームレートでFPSゲームは話にならない。
一般的な60Hzディスプレイと144Hzのディスプレイの見え方の違いは雲泥の差である。
あなたがPUBGでドン勝を取りたいけど中々ドン勝が取れないなら、マウスやキーボードを変えるよりもまず絶対にディスプレイを変えるべきである。
ディスプレイの良いところは購入スパンが数年であるグラフィックボードとは違い、良いディスプレイはバックライトの寿命にも左右されるが10年以上使い続けられるということだ。
PUBGでドン勝を取るための準備が済んでいないゲーマーは今回紹介する144Hzのゲーミングディスプレイを参考にPUBGでドン勝を取りまくってもらいたい。
目次
ディスプレイの選び方
近年ゲーミングディスプレイが色々なメーカーから発売されている。
ゲーミングディスプレイは各メーカーごとに特色が違うため、性能や搭載している機能が様々だ。
ゲーミングディスプレイを選ぶ上で何を基準に選べば良いのかわからない、と言った人のために選び方のポイントを説明してみたいと思う。
光沢(グレア)・非光沢(ノングレア)とは
同じスペックを持つディスプレイを用意すると見えるものは個体差を除いて全くおなじになるはずだが、この光沢・非光沢かによって見え方が大きく異なる。
光沢(グレア)の特徴について
光沢は、画面にツヤがあり黒い画面を表示していると自分が映り込むパネルのことを言う。
後述するノングレアに比べて発色が良くてコントラストが高いため、綺麗に見える。
しかし、光沢は蛍光灯や外の光等の映り込みが大きいため、目の疲れがノングレアに比べて激しい。
また、スマホのように画面に触ると指紋がつきやすかったり汚れが目立ちやすかったりするのが光沢の特徴だ。
非光沢(ノングレア)について
非光沢は、グレアに比べて画面にツヤがなく、黒い画面を表示していても自分が映り込むことはない。
ノングレアは蛍光灯や外の光等の映り込みが小さいため、目が疲れづらい性質を持つ。
しかし、光沢に比べて発色やコントラストが劣るため、光沢のようにはきれいに見えないという声質を持つのが非光沢の特徴だ。
この光沢・非光沢が見え方に直結し好みがはっきりするため、ディスプレイを買う上で最初に見るポイントになると思われる。
解像度とは
解像度はPCディスプレイやスマホにも出てくる言葉で多くの人が目にしたことがあるものだと思う。
解像度は、画素の数を表し、FHDが指す画素数は1920×1080だ。
最近は4Kディスプレイ(3840×2040)も普及してきたが、ゲームシーンにおいてはまだまだフルHDが主流である。
リフレッシュレートとは
リフレッシュレートとは1秒間に何枚の画像を表示できるかを示している。
ゲームを良くする人なら見たことあるFPS値のようなものだ。
ゲームでのFPS値はあくまでゲーム内で1秒間に表示している枚数のものであるため、ディスプレイのリフレッシュレートが60Hz(1秒間に60枚)だと、ゲーム内で120FPS出ていても実際に見ている映像は60枚ということになる。
つまり、ゲームや映像を楽しむ用途で買うのであれば、フレームレート値は高ければ高いほど良い、ということになる。
応答時間(速度)とは
応答時間は、ある色を表示してから次の色を表示して、元の色に戻るまでの時間のことだ。
そのため、応答時間は短ければ短いほど良いということになる。
基本的に応答時間は「黒→白→黒」を表示するまでに要する時間が表記されている。(他の色を表示する場合の応答時間は同じではない)
最近のゲーミングディスプレイはこの応答時間が1ms(「黒→白→黒」GTG)と驚異的な早さを誇るものが発売されているが、一般的なディスプレイや今回の4Kディスプレイも5msか8ms程度が普通だ。
【144Hz】PUBGでドン勝を取るための24型ゲーミングディスプレイおすすめ【2018】
1. LG 24GM79G-B
画面サイズ:24型 1920×1080
パネル:TN 非光沢
リフレッシュレート:144Hz
応答時間:1ms
HDMI2.0:×2
DisplayPort:×1
VESA:◯
LGのゲーミングディスプレイは応答速度1msとリフレッシュレート44Hzに加えて、映像の1コマ間に黒の画面を挿入して残像感をなくす技術「1ms Motion Blur Reduction」を搭載している。
PUBGやFPSゲームにおいては映像の暗い部分に敵がいた場合認識できずにやられてしまうことがややあるが、このLGのゲーミングディスプレイは「ブラックスタビライザー」という技術でそういった映像の暗い部分を認識し、暗い部分を明るくする機能を搭載している。
PUBGで言えば木の下の日陰になっている部分で伏せている敵だ。(ギリースーツでも着ていようものならもはや無理)
その恩恵で暗い部分にいた敵をしっかりと認識することができるようになる。倒せるかどうかはあなた次第である。
ディスプレイの性能とは別にディスプレイアームを使わずとも画面を縦に回転することができることや高さを調節できるのは個人的にポイントが高い。
2. Acer XF240Hbmjdpr
画面サイズ:24型 1920×1080
パネル:TN 非光沢
リフレッシュレート:144Hz
応答時間:1ms
DVI-D:×1
HDMI1.4:×1
DisplayPort:×1
VESA:◯
AcerのゲーミングディスプレイにもLGのブラックスタビライザーのような機能が搭載されている。
ゲームのジャンルに応じて最適な映像表示に設定された3種類のGameモードがある。
Gameモードにはアクションモードやレーシングモード、スポーツモードの3種類がありゲームごとに細かくディスプレイ設定を変える必要がないだろう。
FPSゲーマーのために画面の中心に照準を表示する機能がありAIMしやすいようにもなっている。(ON/OFF可)
画面の中心にゲームの映像とは別の照準(点)があるとゲーム酔いし辛いとも言われているため、長時間のプレイで酔ってしまうユーザーにとっても良いかもしれない。
3. BenQ XL2411P
画面サイズ:24型 1920×1080
パネル:TN 非光沢
リフレッシュレート:144Hz
応答時間:1ms
DVI-D:×1
HDMI2.0:×1
DisplayPort:×1
VESA:◯
BenQはゲーミングディスプレイとして多くのユーザーに愛されているがこのゲーミングディスプレイも例外ではない。
暗い部分を明るく調整する機能に加えて、色の鮮やかさを調整することで敵を見やすい状態にしてくれる。
そうすることでより立体的になり敵が見やすくなったり照準が合わせやすくなったり、背景の色をくっきりしあらゆる認識の手助けをしてくれる。
ベゼルをマットにし反射を抑えることでゲームに集中しやすいようなデザインになっていることもポイントだ。
4. MSI G24C
画面サイズ:曲面24型 1920×1080
パネル:VA 非光沢
リフレッシュレート:144Hz
応答時間:1ms
DVI-D:×1
HDMI1.4:×1
DisplayPort:×1
VESA:✕
MSIのゲーミングディスプレイが他と明確に違う点はもちろん曲面ディスプレイであることだ。
このゲーミングディスプレイの曲面はR1800湾曲率と言われるもので、他のディスプレイに採用されているR4000やR3000湾曲率と比較して人間の目にとって快適と感じられる湾曲率となっている。
一般的なディスプレイに比べてMSIのOpticx G24Cはガンマ値が20%以上高く設定されており、より映像が鮮明に見えるように調整されている。
5. iiyama GB2488HSU-B3
画面サイズ:24型 1920×1080
パネル:TN 非光沢
リフレッシュレート:144Hz
応答時間:1ms
DVI-D:×1
HDMI:×2
DisplayPort:×1
VESA:◯
iiyamaは多くのディスプレイで好評を得ており、一般ユーザー向けのディスプレイで色々なノウハウを得ている。
そのためユーザーの疲労軽減や見やすさに関して気を使っており、ブルーライト軽減機能やフリッカーフリーLEDなどが特徴的な機能として挙げられるだろう。
しかしながら決してゲーミングディスプレイとしての特徴が少ないわけでなく画面の暗い部分を認識して色合いを調節する機能ももちろん搭載されている。
その調整具合を自分で10段階のうちから設定できる点もポイントだ。
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まとめ
いかがだっただろうか。各メーカーのゲーミングディスプレイは性能こそ似ているがそれぞれのメーカーの独自機能などが搭載されており、特徴的な機能は様々であることが分かる。
AIM力や立ち回りは技術的なもので努力すれば向上させることが可能だが、目で見るものに関しては技術ではない。
本来見えるものが見えないというのは圧倒的に不利になってしまう。
リフレッシュレート144Hzのゲーミングディスプレイを使ったゲームを体験すると元の60Hzには戻れない。
それぐらいにリフレッシュレート144Hzのゲーミングディスプレイの威力は凄まじいのだ。
まだ144Hzのゲーミングディスプレイを体験したことのない人や新たにディスプレイを新調する人は是非この機会に検討してみてはいかがだろうか。
60Hzから144Hzに変えると明らかに見える世界が変わり、見つけた敵の狙いやすさも敵を見つけることも今より楽になり今以上にPUBGでドン勝が取りやすくなるはずだ。