「Nintendo Switch」への実装が期待されている機能の1つに、クラウドベースのバックアップ機能がある。
先日「Nintendo Switch」の新しいファームウェアアップデート6.00の内容がリークされた時に、この機能が実装されるのではないかと言われていた。
「Nintendo Switch」のクラウドベースのバックアップ機能は、多くの場面で役に立つと考えられており、例えば自分のSwitchが壊れた場合、コンソールが盗まれた場合、また新しいSwitchを購入した場合だ。
現状のSwitchでは上記のような場合、ゲームのセーブデータがローカルに保存されているため、データが無くなってしまう場合がある。
しかしゲームの進行状況などが定期的にクラウドにバックアップされるようになれば、たとえSwitch本体のセーブデータが壊れたり、使えなかったりしたとしても元に戻すことができる。
多くのユーザーにとって役に立つこの機能は、残念ながら「Nintendo Switch」上の全てのゲームで利用できるわけではないようだ。
GameInformerによると、この機能を利用できないタイトルは以下の通りだ。
- ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ
- スプラトゥーン2
- DARK SOULS REMASTERED
- Dead Cells
- FIFA 19
- NBA 2K19
この点を指摘された任天堂は公式に上記タイトルがクラウドベースのバックアップ機能が利用できない事を明らかにしている。
これは、アイテムの交換機能や、オンラインゲーム等によるマッチングシステムや、ランキング等、の兼ね合いからだ。
特定のゲームではこの機能を悪用することで、アイテムを不正に増やし続けることができるようになる恐れがある。
こういった不正や、ゲームへの悪影響を引き起こすことを防ぐためにこれらのゲームでは機能が使えないということだ。
現在任天堂のホームページでは、この機能が利用できないタイトルには下記文章が追加されている。(日本ページは未記載)