先日、任天堂が6月下旬に廉価版の「Nintendo Switch」を発売するという情報がBloombergによって伝えられたが、現在任天堂の古川社長がこの噂について正式に否定している。

廉価版の「Nintendo Switch」は携帯性の向上等が期待されており、以前伝えられた今秋発売と言われている高性能版「Nintendo Switch」とはまた別のモデル。6月下旬に発売する可能性があると伝えられたことから、6月11~13日に開催される世界最大のゲーム見本市「E3 2019」でこの廉価版スイッチが発売されるのではないかと期待されていた。

任天堂が行った決算説明会で任天堂の古川社長が「E3で新しいハードウェアが発表されることはない」と伝えたという。

しかし、同氏は新しいハードウェアは社内で常に開発されているため、発表が行われるのであれば6月以降になるとも伝えている。

そのため、新しいハードウェアを開発していることについては否定していない。任天堂が現在開発しているハードウェアが廉価版「Nintendo Switch」なのか、高性能版「Nintendo Switch」なのか、はたまた全く新しい新世代ハードなのかは不明。

今回の公式発言によって廉価版「Nintendo Switch」が6月下旬に発売される可能性はなくなったが、2019年中に新しいハードウェアを見ることはできるのではないだろうか。今後の情報に期待したい。

 

[via wccftech]

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