最近ジムや運動に出かけると若い人からお年寄りまで様々な年齢層の方を見かけるようになった。
ジムなどの運動施設が一般に浸透してきたタイミングで、ワイヤレスイヤホンのシェアがどんどん伸びてきていることにも気がついた。
Amazonで”ワイヤレスイヤホン”と調べてみても分かるように多くのワイヤレスイヤホンがリリースされどのイヤホンが自分に一番合うのか正直なところわからないという人も多いと思う。
そこで今回は運動をする場面で使用するワイヤレスイヤホンにフォーカスを当て、5,000円以下のコストパフォーマンスを重視したおすすめワイヤレスイヤホンをいくつか紹介してみたいと思う。
目次
体を動かす時に使えるワイヤレスイヤホンの選び方
音楽と運動の詳細な関係については省略するが、テンポの良い曲を聴きながら運動をすることはその運動効果を向上させるとも言われている。
多くは音楽を聴くことによってモチベーションを向上・維持させたり、自律神経のバランスを整える働きがあると言われている。
他にもリズムを刻むことで身体が動きやすくなるなどのメリットがある。
それらの効果を得るために運動時にイヤホンを使って音楽を聴くのだが、普段使いのイヤホンの選び方とは少し異なる。
まずは運動場面におけるワイヤレスイヤホンの選び方について説明したいと思う。
防水性能があるかどうかで選ぶ
運動をしていると当然汗を沢山かくのだが多くのイヤホンはこの汗、つまり濡れることを想定して作られていないものが多い。
普段使いのイヤホンでも運動場面で使用できることは間違いないだろうが、汗などによる濡れを想定して作られていないものは故障して使えなくなってしまう可能性が拭えない。
外でランニングを行う人は汗以外にも雨などによって濡れる可能性もある。
普段使うイヤホンがお気に入りのものであれば、このように故障する事態は避けたいはずだ。
そのため今回は汗や雨によって濡れることをそもそも想定しているワイヤレスイヤホンをメインにおすすめのものを選ばせていただいた。
今回紹介するワイヤレスイヤホンの殆どは耐汗性・耐雨性に考慮して作られており、運動場面で使用する際には何の問題もないのだが、水に浸されることは想定していないものが多いため留意いただきたい。
激しく動いても落ちない設計がされているかどうかで選ぶ
運動をする時は身体が揺れやすいため耳にしっかりとフィットするタイプのイヤホンでないとランニング時は特にイヤホンが耳から外れやすくなってしまう。
最近の運動場面を想定して作られたワイヤレスイヤホンは耳から落ちないようにイヤーフックが付けられたものもあリ、イヤーフックが付いているイヤホンも候補として選んでみた。
あなたが運動をする時にランニングなど身体が揺れやすいメニューが多いのであれば、このようにイヤーフックの有無も選定理由になり得るだろう。
音質
普段使うイヤホンを選ぶ上で大事なポイントはもちろん音質なのだが、運動場面で使用するイヤホンは音質はあくまで副次的なものであって、第一項目には上がらない。
普段使っているイヤホンが音質に拘っているものであれば、価格帯的に多少劣ってしまうことは致し方ないが、ワイヤレスイヤホンの中でも音質に定評のあるものを選ばせた頂いた。
5000円以下で購入できる運動用ワイヤレスイヤホンおすすめ4選【2018】
1. SoundPEATS(サウンドピーツ) Q30
SoundPEATS(サウンドピーツ)のワイヤレスイヤホンは、運動用のイヤホンとして定番中の定番でコレを買っておけば間違いないと言われているイヤホン。
イヤーフックがついていることや、イヤホンを外している時に落ちないようにマグネットがついていることからも、運動する際の使用を想定して作られていることが分かる。
シンプルで簡単なリモコンも良い。
気になる音質は低音重視をプッシュしているだけあって、実際に低音が強めの設定になっている。
価格を考えてもこれだけ低音が出ていれば全く問題なく十分に楽しむことができるだろう。
しかしながら低音重視であるためにオーケストラのような高音の抜けを楽しみたい人には少しばかりこもっているように聞こえるだろう。
JPOPやロックは楽しく聴けるがオーケストラやオペラを聴くには少々物足りない、そういったイメージでいてもらえれば分かりやすいだろうか。
- IP66に準拠した防水・防塵設計で豪雨も大丈夫
- 8時間連続再生可能な高品質バッテリー採用
- 軽量コンパクトで運動時にも邪魔にならない設計
- 高音質ワイヤレスイヤホンを実現するためにAPT-Xコーデックに対応
2. JVC HA-FX27BT
JVCのワイヤレスイヤホンは、SoundPEATSのイヤホンのようにイヤーフックこそ付いていないものの11g(グラム)の超軽量設計になっており、運動時に激しく体を動かしても邪魔にならないイヤホンであると言えるだろう。
ケーブルが絡まりづらいようにできており、ジムに行く際にカバンに詰めても絡まりづらく取り出してすぐに使えるというのは小さなことだがありがたい。
JVCのイヤホンは他の製品も評価が高く有名なのだが、このイヤホンの音の味付けはバランス型と言えるだろう。
デフォルトだと高音・中音寄りの設定になっており、低音がやや弱めに設定されている。
しかし低音が出ないわけではなくスマホのイコライザー等で低音寄りに調整してあげれば十分に低音も出るといった印象だった。
- IPX2に準拠した防滴仕様で雨や水しぶきは大丈夫
- 連続4.5時間再生可能バッテリー採用
- 11gの圧倒的な小型軽量設計
- 高磁力ネオジウムマグネット採用の高音質ドライバーユニット
3. JPRiDE JPA1 MK-2
JPRiDEのワイヤレスイヤホンは運動時での使用を想定して作られているため、イヤーフックもついており更に13gの軽量設計になっている。
気になる音質だが音に文句をつける必要はないが、特に味付けがされているわけではない。
イヤホン自体に癖がない味付けがされているイヤホンは、自身でイコライザーをいじって最適な音を探すことが楽しめる人には最適なイヤホンと言えるだろう。
iPhoneユーザーのためにAACコーデックに対応している点についてもユーザーのことが考えられており良いと感じた。
Amazonレビューでは「iPhoneならこれ一択」というコメントがちらほら見られた。
CVC6.0というノイズキャンセリング機能が搭載されているが、通話品質については良いとは言えないと感じた。
少しばかりノイズキャンセリング機能が邪魔しているように感じられた。
その点については考慮して購入したほうが良いだろう。
- iPhoneユーザーのための設計で高音質AACコーデックに対応
- IP64に準拠した防塵と最低5分間の散水に耐えうる設計
- 連続6時間再生に対応するバッテリー
- 13gの超軽量でイヤーフック採用で走っても踊っても落ちない設計
4. JBL T110BT
JBLのワイヤレスイヤホンは大きくなりがちなハウジング部分が小さくまとめ上げられていることや絡まりづらいコード設計になっている。
他のワイヤレスイヤホン製品に比べてコードがやや長くタッチノイズが少し気になるかもしれない。
カラーバリエーションが豊富でファッション性が高いことからも学生たちの評価の高さも伺える。
音質面ではJBLだけ合って良い音であることは間違いない。
バランス良く味付けされているがやや低音寄りの設定であると感じた。
低音極振りの設定ではないためあまりこもった印象も感じられなかった。
こういった設定は昨今の多くのイヤホンと似ているなと感じた。
別売りながらJBLの充電ケースが販売されており、どこでも充電し使えるというのは急にバッテリーが切れてしまったときなどに助かると感じた。
- 2時間の充電で最大6時間の連続再生可能なバッテリー
- ワイヤレスイヤホンでもJBLのパワフルかつ深みのある低音を実現
- 豊富なカラーバリエーションでファッション性も良し