Appleは先日新型「iPad Pro」を発表した。
新型「iPad Pro」には「iPhone XS」に搭載されている「A12 Bionic」を更に強化した「A12X」チップセットが搭載されている。
「A12X」は「A12 Bionic」と同じように7nmプロセスで製造されるため、これまでのどのタブレットやスマホよりも優れたパフォーマンスを発揮する。
現在発表から最初のベンチマークスコアがGeekbenchより明らかになっており、新型「iPad Pro」のパフォーマンスの素晴らしさを確認することができる。
新型「iPad Pro」(2018)のパフォーマンスは15インチ「MacBook Pro」(2018)のパフォーマンスに匹敵する。
新型「iPad Pro」(2018)のベンチマークスコアについて - Geekbench
明らかになった「iPad Pro」のGeekbenchのスコアによると、以前の「iPad」から圧倒的なパフォーマンスの向上が見られている。
シングルコアスコア:5030
マルチコアスコア:17995
このGeekbenchのリストから分かることは新型「iPad Pro」には6GBのメモリが搭載されていることだ。
しかし、6GBのメモリを搭載したモデルはストレージが1TBモデルのものに限られると言われており、その他のモデルのメモリは4GBになるという。
比較対象がないと新型「iPad Pro」のパフォーマンスがわからないため、Appleの15インチ「MacBook Pro」(2018)のGeekbenchスコアを見てみたいと思う。
2018年の「MacBook Pro」にはIntel Core i9が搭載されている。
結果から見ると「MacBook Pro」のスコアのほうが上回っているのだが、その差は僅か。
新型「iPad Pro」が799ドルから購入できるのに対して、「MacBook Pro」は2799ドル必要だ。
「iPad Pro」が3台購入できるという価格差に対して、この僅かなパフォーマンスの差は素直に凄いと言わざるを得ないだろう。
また2017年モデルの「iPad Pro」のベンチマークスコアはシングルコアが3913、マルチコアスコアが9327であることを考えると、2018年の新型「iPad Pro」に搭載されている「A12X」チップセットのパフォーマンスの良さが分かるはずだ。
[via wccftech , MacRumors]