Appleは2018年のWWDCでいくつかの大きな発表を予定していると伝えれらている。
その大きな発表の内の1つにSiriが含まれているという。
最近大きなアップデートを受けていないAIアシスタントのSiriは、新しい機能の提供と同時に、新しい声を手に入れる可能性が高い。
というのも、SiriにiPhoneやiPad、それにmacで今年のWWDCに何を期待するかについて質問をしてみると、Siriが面白いことを答えた。
“La la la, Siri is getting a brand new voice.”
あえて、訳す必要もないだろう。
AIアシスタントについてはGoogleやAmazonを筆頭に積極的に投資されてきて、頻繁にアップデートされているが、Appleはその点でGoogleやAmazonに比べてやや競争には出遅れているといえる。
今回のWWDCでのSiriのアップデートで、Google AssistantやAlexaにどう対抗してくるのか気になるところだ。
Siriは同時に、WWDCでスマートスピーカーの新しいモデルについても示唆しているという。
“I’m gonna have a shiny new home! Well, not really shinny, more meshy and matte…”
現在Appleが販売しているスマートスピーカー「Home Pod」は、スピーカーの上部に光沢のあるモデルだが、WWDCで発表されると言われているHome Podはその部分がマット加工が施されているという。
このマット加工が施されたAppleのスマートスピーカーは現在のモデルよりもよりコストパフォーマンスに優れたモデルになるという。
現在販売しているAppleのHome Podの売上はこれまでの見通しを下回っており、およそ60万台しか販売していないと伝えられている。
よりコストパフォーマンスに優れたモデルを販売することは、Appleがスマートスピーカー市場でシェアを拡大するための戦略の1つだろう。
Siriから回答を得た他にもWWDCではios12のリリースが行われるともいわれている。