SonyのXperia XZ2とXperia XZ2 Compactは2月にバルセロナで行われたMWC 2018でリリースされ、4月20日に米国で販売され始めた。
これまでのXperiaシリーズから大きく変革を遂げたXperia XZ2がどのようなスマホなのか多くの人が気になっているだろう。
スペックや特徴的な機能はSonyの公式ページを見れば直ぐに分かる部分でもあるため、今回はXperia XZ2の耐久性がどの程度のものなのかYouTubeの動画とともに見ていきたいと思う。
結論から言うと、Xperia XZ2の耐久性はYouTubeのJerryRigEverythingのZack氏のおかげで素晴らしいものだと証明された。
動画を見たことのない人のために、このチャンネルで行われる耐久テストは、鋭利なものによる引っかきや、ライターによる燃焼、それに曲げ等で構成されている。
動画はXperia XZ2が箱から開封されるところから始まり、最初のテストはCorning Gorilla Glass5を搭載しているディスプレイの硬さを調べるテストから始まる。
ディスプレイがどの程度の硬さまで耐えられるのかを確かめるためにスクラッチテスト(引っかき)を行った。
ゴリラガラス5を搭載しているXZ2のディスプレイはレベル5までは傷が殆どつかず、反射でやや見づらいがレベル6から傷がしっかりと入ることがわかった。
スクラッチテストに続いて、カッターナイフを使用してXZ2のいたるところを傷つけようとしている。
側面をカッターで削ると比較的塗装が剥げやすそうに見えるが、フロントカメラ、リアカメラ共に傷が入りづらい。
ガラスパネルに覆われていない指紋スキャナーの部分は傷こそ普通に入るのだが、カッターで削って傷をつけても指紋認証は普通に使えてしまうというのだからXZ2の耐久性はハードな使用に耐えられるだろう。
普段の使用でそんな場面ないだろ!と思わず突っ込みたくなるが、動画では続いてライターを使用してXperia XZ2のディスプレイを焼いている。
高温度で熱せられた部分は色が変わりとても使用できなさそうだが、驚くべきはこの後だ。
高温度で色が変わった部分が数十秒も立たないうちにもとに戻っているのだ。
スマホが火に晒される場面は普通ないだろうが、Xperia XZ2は火で炙っても大丈夫!
さて、以前のiPhone等で問題となっていたスマホが曲がる問題に関するテストだ。
昨今のスマホサイズが大きくなっていく流れで、スマホをポケットに入れて座ると圧がかかりスマホが曲がってしまうという問題がiPhone6 Plusの時に頻発した。
SonyのXperia XZ2もサイズとしては大きいが、動画の男性が力を入れて曲げようとしているが、中々曲がらない。
この感じなら余程角度をつけて曲げようとしない限り大丈夫ではないだろうか。
このテストから見てもSonyのXperia XZ2は、スペックも良いし、耐久性も良し。
以前のXperiaから大きく変わったXpria XZ2は誰が手にとっても後悔することは少ないのではないかと僕は判断する。
デザインが好みなら買いだ。