Xiaomiは1月より「Redmi Note7」と呼ばれる新型ミドルレンジモデルを発売し始めている。「Redmi Note7」はクアルコムの急速充電規格「Quick Charge 4」をサポートしており、最大18Wの急速充電に対応している。これまでのXiaomi製スマホは10Wの急速充電にのみ対応していたため、「Redmi Note7」が初めて18Wの急速充電を実現している。

XiaomiのCEO、Lei Jun氏がユーザーからの「Xiaomi Mi9」は24W以上の充電速度を持っていますか?」という質問に対して「Xiaomi Mi9の急速充電はもっと良いはずだ。」と答えている。

これには二通りの捉え方がある。この質問は「Redmi Note7」の急速充電に関するつぶやきのリプライで交わされたものであるため、「Xiaomi Mi9」は「Redmi Note7」(18W)よりも早い急速充電技術を持っている。という捉え方。
もう1つが質問の「Xiami Mi9」が24W以上の充電速度を持っていますかという質問にフォーカスして、「Xiaomi Mi9」が24W以上の充電速度を持っているという捉え方。

普通に考えれば前者の「Redmi Note7」(18W)よりも優れた急速充電技術をサポートするということではないだろうか。しかし、以前リークされた「Xiami Mi9」の急速充電は32Wの急速充電を持つという情報があった。

32Wの急速充電は昨年末に発表された新しい充電規格「Quick Charge5」が提供できる数値と一致する。そのため、捉え方によっては「Xiaomi Mi9」が「Quick Charge5」をサポートする可能性があることを示している。

しかし、1つ矛盾点として「Xiaomi Mi9」は「Snapdragon855」を搭載する予定だが、「Snapdragon855」は公式ページを見る限り「Quick Charge4+」までしかサポートしていない。「Xiaomi Mi9」が「Snapdragon855」を搭載する可能性が高いことは既に明らかになっているベンチマークから分かっていることだ。「Quick Charge5」を今後のファームウェアアップデートでサポートする可能性もあることから、現時点で「Xiaomi Mi9」がサポートする急速充電規格が何になるのかを断定することはできない。だが、少なくとも「Redmi Note7」(18W)よりも優れたものになることは確定だ。

Xiaomiは現行フラッグシップモデル「Mi8」を昨年5月末に発表したため、今年も同時期ではないかと思われるが、一部情報によるとXiaomiは2月に開催されるMWC2019で発表し、3月に発売するという情報もある。この点については今後の情報に注意したいところ。

[source Weibo] 
[via GSMArena , GizmoChina]

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