Xiaomiの新型ゲーミングスマホ「Black Shark2」が発表されている。Xiaomiは既に「Black Shark」「Black Shark Hero」と2つのゲーミングスマホを発売しており、今回の「Black Shark2」が”2”とつくが、3世代目。

「Black Shark2」は2019年に発売されるフラッグシップモデルと同等のスペックを持つため、チップセットは「Snapdragon855」を搭載する。メモリも最大12GBの大容量仕様。

「Black Shark2」のディスプレイは6.39インチのTrue View AMOLEDパネルを使用。解像度は2340×1080のフルHD+で、アスペクト比は19.5:9。

リアカメラは48MPと13MPのデュアルカメラ構成となり、フロントカメラは20MPのセンサーを持つ。この事から、ゲーミングスマホといえど写真の品質は比較的高いのではないかと思われる。

「Black Shark2」にも最近話題のディスプレイ内指紋認証センサーが搭載されている。

Xiaomi「Black Shark2」の特徴的な機能について

ゲーミングスマホと呼ばれるだけ合って、「Black Shark2」はただスペック高いわけではない。よりゲームを快適に行うための技術や冷却システムが搭載されている。

「Black Shark2」の大きな特徴は大きく2つ。1つ目は「iPhone」に搭載されている「3D Touch」と同じ感圧式の操作に対応する「Magic Press」機能が搭載されている。

「Magic Press」は画面の左右に1つずつ感圧ボタンが配置されているため、コントローラーを持つようにスマホを持った際に最も効果を発揮するようになっている。例えばFPSゲームの場合、今までは移動ボタンと射撃ボタンがそれぞれ配置されていたが、この「Magic Press」に対応していればエイムをするボタンを押し込むことで射撃できる、といった操作も可能になるという。

また「Black Shark2」の大きな機能としてもう1つ、「Liquid Cooling 3.0」と呼ばれる技術が搭載されている。これは公式発表前より言われていた冷却システムで、通常よりも14度低い温度でCPUを動作させることができるという。

他にも「Black Shark2」には「Ludicrous」モードが搭載されており、これは通常時よりもCPUの処理をゲーム側に集中させ、最大限ゲームプレイを快適にするための機能だ。このモードではどんなゲームであれ高いフレームレートでプレイすることができるという。

また、ゲーミングスマホとして個人的に面白いと思う機能として、「Black Shark2」はHDMIケーブルを接続することで外部ディスプレイに映像を写すことができることだ。

他、「Black Shark2」には4,000mAhのバッテリー容量が搭載されており、また最大27Wの急速充電をサポートしている。また、OSは「Android 9.0 Pie」をベースとした「BlackShark OS」を搭載している。またゲーミングスマホであるがゆえに、様々な持ち方での仕様が考えられる。それによって接続が不安定になることの内容、スマホの両側にアンテナを配置する「X+2」アンテナを搭載している。

「Black Shark2」はすでに中国では発売済みで、価格は6GB+128GBモデルが3,199元(約53,000円)、8GB+128GBモデルが3,499元(約58,000円)、最上位モデルの12GB+256GBは4,199元(約70,000円)で発売されている。Xiaomiのフラッグシップモデル「Mi9」と同様高いコストパフォーマンスは健在。

 

[source BlackShark](中国語)

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