Googleのフラッグシップモデル「Pixel 3/3XL」が今月より日本でも発売され始めており、カメラ品質の高さ等が評価されている。
しかし、「Pixel 3」はこれまでのPixelシリーズや他のフラッグシップモデルと比較しても重要度の高い不具合が頻発しており、今回新たにバッテリー(電源)に関する不具合に悩んでいるユーザーがいるようだ。
新しく報告されている「Pixel 3/3XL」の不具合とは原因不明のバッテリー消費や発熱に関する問題で、電源が勝手に落ちる(シャットダウン)するというもの。
具体的には「Pixel 3」の充電中や、ビデオ通話中、つまりスマホが熱を持ちやすい時に急にシャットダウンしやすいようだ。
「Pixel 3」で電源が勝手に落ちる不具合について
Redditで報告された内容によると、Googleの純正ワイヤレス充電器「Pixel Stand」とAnkerの39Wカーチャージャーを使用している時に発生したという。
他にも様々なフォーラムで報告されているこの不具合の多くは、ワイヤレス充電器を使用している時に多く発生しているようで、それらのことからバッテリーの発熱によって勝手に電源が落ちるという症状が引き起こされているものと思われている。
https://twitter.com/tailosivetech/status/1059815180094197760
この問題、ワイヤレス充電だけでなく有線で充電しているときにも発生することがあるようだ。
発熱によってスマホの電源が落ちるというのは、それまでの作業や全てストップしてしまうためストレスになる不具合の1つで、2018年にこの不具合が発生するのは珍しい。
ただ、この不具合気になるのが同じ不具合が報告されているデバイスが他にもあり、先日より販売されているSONYの「Xperia XZ3」でも発生しているようだ。
両者の共通点はチップセットと搭載しているOS「Android 9.0 Pie」だが、チップセットが原因ある可能性は低いため、「Android 9.0 Pie」に何らかの原因があるのではないかという見方もある。
この件に関してGoogleはまだ声明を明らかにしていないため、実際の原因がわからない。ハードウェア的な不具合でなければ今後のソフトウェアアップデートでの修正が期待される。
Googleの「Pixel 3/3XL」はこの不具合問題がなければ優れた「Android」デバイスであることは間違いないのだが…