OPPOとXiaomiは先日、ディスプレイの下にカメラを埋め込むという次世代ディスプレイ技術のデモ動画を公開した。
デモ動画の内容はディスプレイの下にカメラが埋め込まれているにもかかわらず、カメラが問題なく動作しているというもの。
写真品質の面で課題は残されているものの既にデモ動画を公開することができるレベルにまで開発が進行していることに多くのユーザーが驚かされた。
とは言え、課題がまだ残っているため2019年にはこの技術を使用したスマホは発売されず早くても2020年という見方が大半だが、もしかすると我々の想定よりもかなり早い段階でこれを見ることになるかも知れない。
OPPOがディスプレイの下にカメラを埋め込む技術を「MWC2019上海」でお披露目か
MWC2019では2019年2月に開催されたが、上海では6月26日より「MWC2019上海」が開催される予定。最新の情報によるとOPPOはこのイベントでディスプレイ下にカメラを埋め込む技術を使用したスマホを公開する可能性が浮上している。
上記が実際に公開されているポスター。この画像から何を表しているのかは一目瞭然だ。
2019年6月にディスプレイ下にカメラを埋め込む技術を使用したスマホを発表するというのは非常に驚きだが、恐らくこのスマホが直ぐに発売されるというものではない。
恐らく「MWC2019上海」で明らかにされるのはプロトタイプであり、技術デモ。つまり、「こういう技術を開発していますよ」というお披露目会のようなものになるのではないかと思われる。
これまで「ノッチ」や「パンチホール型」、そして「ポップアップ式カメラ」を採用することで全面ディスプレイに近づけてきた多くのスマホメーカーが実用化に向けて目下取り組んでいるこの次世代ディスプレイ技術。
どのメーカーが最初にこの技術を使用したスマホを発売するのか、非常に楽しみだ。
また、6月26日より開催される「MWC2019上海」でOPPOはどのようなスマホを魅せるのか、注目したい。
[via 91mobiles]