
先日OnePlusの新型スマホ「OnePlus 7」シリーズが発表された。
「OnePlus 7」シリーズのラインナップには標準モデルの「OnePlus 7」と上位モデルの「OnePlus 7 Pro」の2種類が存在する。5G通信に対応するモデルについても「OnePlus 7 Pro」をベースにしているためデザイン等は共通。
「OnePlus 7」は「OnePlus 6T」のマイナーチェンジで、デザインは以前のものと変わらない。内部的なスペックが「Snapdragon855」を搭載していることやストレージがUFS3.0になっていたり、カメラ性能が向上したりと細かなアップグレードが施されている。
一方、「OnePlus 7 Pro」はOnePlusが従来の3倍のコストを費やして開発したという「Fluid AMOLED」ディスプレイが搭載されている。このディスプレイはQHD+解像度や90Hzリフレッシュレートをサポートしていること等が特徴で、「Galaxy S10」のような湾曲ディスプレイを採用している。また、ポップアップ式カメラを採用することでこれまで以上に画面占有率の高い全面ディスプレイを実現している。
「Galaxy S10」シリーズは筐体サイズ及びバッテリーサイズが大きな違いで基本的なデザインは共通だったが、2019年のOnePlusは2つのモデルを完全に差別化してきている。
「OnePlus 7」はフラットディスプレイ、「OnePlus 7 Pro」は湾曲ディスプレイを採用しているが、今回は機能的な差は一旦置いておく。今回は「OnePlus 7」と「OnePlus 7 Pro」のサイズや重さがどう違うのか、またこれまでのOnePlusスマホと比較してどう違うのか見ていきたいと思う。
「OnePlus 7」シリーズのサイズや重さを過去モデルと比較
モデル | ディスプレイ | 寸法 | 重さ |
OnePlus 7 | 6.41インチ | 157.7×74.8×8.2 mm | 182g |
OnePlus 7 Pro | 6.67インチ [湾曲] | 162.6×75.9×8.8mm | 206g |
「OnePlus 7」は182gと比較的軽量だが、上位モデルの「OnePlus 7 Pro」は206gと他のスマホと比較してみても重た目に分類される。とは言え、実際に持ってみると重心等からそれほど重たくは感じない可能性もある。
因みに「OnePlus 6T」と「OnePlus 7」の筐体サイズや重さはどうなのだろう?と気になったのでOnePlusがこれまでに発売した主要スマホとも比較してみた。
モデル | ディスプレイ | 寸法 | 重さ |
OnePlus 7 | 6.41インチ | 157.7×74.8×8.2 mm | 182g |
OnePlus 7 Pro | 6.67インチ[湾曲] | 162.6×75.9×8.8 mm | 206g |
OnePlus 6T | 6.41インチ | 157.7×74.8×8.2 mm | 185g |
OnePlus 6 | 6.28インチ | 155.7×75.4×7.75 mm | 177g |
OnePlus 5T | 6.01インチ | 156.1×75×7.3 mm | 162g |
OnePlus 5 | 5.5インチ | 154.2×74.1×7.25 mm | 153g |
Galaxy S10 | 6.1インチ [湾曲] | 149.9 x 70.4 x 7.8 mm | 157g |
Galaxy S10+ | 6.4インチ [湾曲] | 157.6 x 74.1 x 7.8 mm | 175g |
発売された順に並べてみたが、モデルを追う事に大きく、そして重たくなっていっている。ディスプレイを大きくするトレンドが2018年頃まで続いていたため、ある程度は仕方がないのだろう。とは言え、2019年のフラッグシップモデル「Galaxy S10」シリーズと比較すると「OnePlus 7 Pro」は重たく、そして厚みもそこそこある。
スマホの厚みや重さは気にする人、気にしない人それぞれいると思われるため、少しでも参考になれば幸いだ。
