
Googleが2020年のAndroidOS「Android 11」を正式にリリースし、現在各OEMが自社デバイス向けにOSアップデートを提供する準備を進めている。
OnePlusも早速「OnePlus 8」シリーズ向けにオープンベータビルドを公開しており、安定版アップデートも2020年内にリリースされる可能性が高い。
→「OnePlus 8/8Pro」向けに「Android 11」ベースの「OxygenOS Openbeta 1」がリリース
最新のソフトウェアから今後の製品や機能についての記載が発見されることが度々あるが、「OnePlus 8」向け「Android 11」のオープンベータビルドからも今後のOnePlusデバイス及び特徴を示唆する記載が複数見つかっている。
「OxygenOS 11」から発見された3つの発見
「OnePlus 8」シリーズ向け「Android 11」ベースの「OxygenOS OpenBeta 1」をXDAが解析したところ、以下の3種類の特徴が発見された。
8K960FPS動画撮影
OnePlusは現在8K解像度の960FPS動画撮影機能の開発に取り組んでいるようだ。
ただし、2020年の「Snapdragon 865」及び「Snapdragon 865+」の「Spectra 480 ISP」は960FPSであれば720p解像度まで撮影することしかできない。8K解像度の動画撮影の場合フレームレートは30FPSまで。
そのため現行ISPでは8K解像度はおろか1080pの960FPS動画撮影機能もネイティブではサポートしていないため、OnePlusはこれを何らかの方法で補完している可能性がある。
またこの機能が必ずしもすぐに登場するとは限らずより新しいISPを搭載した今後のクアルコムチップセットを搭載したOnePlusデバイスで実装される可能性も否定できない。
OnePlus 8T
OnePlusは「Android 11」の正式リリース以前から「Developer Preview」と称して開発者向けにテスト用ビルドを公開していた。先日リリースされた「Android 11 Developer Preview 4」から「oneplus_8t.webp」という画像ファイルが発見されており、「OnePlus 8T」を開発していることがまず間違いないことが確認された。
以前から「OnePlus 8T」のコードネームは「Kebab」であることが確認されていたが、今回リリースされた「Android 11 Openbeta 1」ではこのファイル名が「oneplus_kebab.webp」に変更されていることが確認された。これによって改めてコードネームが「Kebab」であることが確認できた。
OnePlus Buds Z
OnePlusは以前「OnePlus Buds」と呼ばれる同社初の完全ワイヤレスイヤホンを発売した。このイヤホンは10,000円前後で販売されているが、今回「OnePlus Buds Z」と名付けられた文字列がオープンベータから発見されている。
OnePlusは価格に優れたモデルに対して「Z」を使用しており、ワイヤー型ワイヤレスイヤホン「OnePlus Bullets Wireless」の安価なモデルとして「OnePlus Bullets Wireless Z」を発売している。
このことから今後価格に優れた完全ワイヤレスイヤホン「OnePlus Buds Z」が登場する可能性がある。
まとめ
これら3つが「OnePlus 8」シリーズ向けにリリースされた「Android 11 OxygenOS OpenBeta 1」から現在までに発見された新要素。
今後解析や新しいビルドがリリースされることでより多くの要素が発見されるのではないだろうか。
新しい情報が分かり次第すぐにお伝えしたいと思う。
[source XDA]