OnePlusとEpic Gamesが提携し、「OnePlus 8」及び「OnePlus 8 Pro」でスマホ版「Fortnite」を90FPSでプレイすることができるようになるようだ。

PC版を除いてPS4等のコンシューマー機器でも遊べる「Fortnite」は60FPSまでしか対応しておらず、今回のスマホが90FPSに対応するという話は”FPS値”上ではコンシューマーよりも優れたプレイができることを意味する。

今後対応デバイスは増えるかもしれないが、スマホ版「Fortnite」を90FPSでプレイすることができるのは「OnePlus 8」と「OnePlus 8 Pro」のみ。

現在これを先行してプレイしたGameSpotが使用感を伝えている。

「OnePlus 8」で90FPSは可能だが…

GameSpotが伝えた情報によると、「OnePlus 8」で「Fortnite」をプレイすると最大90FPSのフレームレートを選択することができるオプションが追加されている。しかし、これを選択するとグラフィック設定はデフォルトで「低」に変更されるようだ。現状90FPSプレイを「Fortnite」で実現しようとするとグラフィック面を犠牲にする必要があるようだ。

解像度のスケーリングは100%で、解像度は2,400×1080。(8Proはより高い解像度)

また同メディアが伝える内容によれば、90FPSは明らかに60FPSよりもスムーズで、ほとんどのアプリが実行する30FPSと比較すると雲泥の差とのこと。但し、スマホではPCで体験することができるような素早い視点変更やマウス照準の正確さ等の恩恵をあまり感じることはできなかったとのこと。

喜ばしいことに、ゲームプレイが激しくなっても感覚的にフレームレートが低下していることは認知できるレベルではなかったようだ。

気になるポイントとしてはやはり90FPSプレイをしていると、スマホの背面がとても熱くなるとのこと。そしてバッテリーの消費は通常プレイよりも遥かに早くなる。

また、90FPSではないが、「OnePlus 8」スマホでは60FPSが非常に安定している点が褒められている。「iPhone XS」以降のモデルでは既に60FPSの安定プレイが実現できているが、多くのAndroidスマホでは中々安定しているとは言い難かったため「OnePlus 8」のパフォーマンスの高さが伺える。

今後多くのデバイスが対応してくれればと願うが、「OnePlus 8」でも90FPSプレイ時にグラフィックを犠牲にする必要があることから、90Hz対応ディスプレイを搭載する「OnePlus 7T Pro」でもチップセットの処理性能の差から今後対応する可能性は高いとは言えないだろう。

 

[via GameSpot, XDA]

 

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