Googleが2020年のAndroidOS、「Android 11」の安定版リリースに向けて、現在開発者向けにベータ版をリリースしている。
Googleはここ数年様々なOEMと協力しより多くのAndroidスマホ向けにデベロッパープレビュービルドを提供しており、OnePlusもそのOEMの1つ。昨年も「Android 10」(DP時点ではAndroid Qと呼ばれていた)のデベロッパープレビュービルドを提供していたが、現在「Android 11」のデベロッパープレビューを開発者向けにリリースしている。
現時点で「Android 11」のベータを試すことができるのは「OnePlus 8」及び「OnePlus 8 Pro」の2端末。当然ながらこれは開発者がいち早く最新バージョンをテストするためのビルドであり日常生活のメインビルドとして使えるほど安定度は高くない。
そのため、OnePlusが明かした既知の問題は以下の通り。
- ビルドのフラッシュ中は全てのデータが消去される
- 顔認証が利用できない
- Googleアシスタント(OK Google)が機能しない
- ビデオ通話が機能しない
- 特定のUI画面の見た目が良くない
- 一部のアプリが正しく動作しない可能性
- システム安定性の問題
ここに列挙されている不具合も重要だが、恐らくそれ以外にも多くの不具合が含まれているものと思われる。
「Android 11」デベロッパープレビュービルドのモデル別ダウンロードリンクはOnePlusフォーラムよりダウンロードすることができるが、一般ユーザーの仕様は推奨されていないため自己責任。また、スマホのデータが削除されるため注意。
年後半には一部デバイスでオープンベータビルドで「Android 11」を試すことができるのではないだろうか。今後の情報に注目したい。
[source OnePlus]