OnePlusの新型スマホ「OnePlus 7」シリーズには2種類のモデルが存在する。
「OnePlus 6T」の遺伝子を引き継いだ「OnePlus 7」と、全く新しい「OnePlus 7 Pro」。ディスプレイのサイズはそれぞれ6.41インチと6.67インチだ。
同じ「OnePlus 7」シリーズだが、筐体・ディスプレイのサイズが異なるため、当然バッテリー容量も異なる。
「OnePlus 7」には「OnePlus 6T」と同じ3,700mAhを搭載、「OnePlus 7 Pro」には4,000mAhを搭載している。
通常であれば、容量に応じてバッテリーの持続時間もある程度予想することができるのだが、「OnePlus 7 Pro」はディスプレイサイズが6.67インチと巨大になり、それに伴って解像度も高くなっている。そしてなんと言っても特徴的な90Hzリフレッシュレートに対応した「Fluid AMOLED」ディスプレイを搭載している事からどのスマホと同じぐらいなのか?予想がつかなかった。
そのため、「OnePlus 7 Pro」は他の競合スマホと比べてバッテリーの持ちが悪いのではないかという見方も多い。そこで、今回は「OnePlus 7 Pro」と他のスマホのバッテリーの持続時間がどの程度違うのかYouTubeに公開されている動画を用いて紹介していきたいと思う。
「OnePlus 7 Pro」のバッテリー持続時間はどれぐらい? - S10やP30 Pro等と比較
今回は3つの動画で行われている「OnePlus 7 Pro」を含む各スマホのバッテリー持続時間のテストの結果をまとめてみたいと思う。
注意点としてこれらのバッテリー持続時間のテストは全て動画主が手動でテストしているもの。そのため環境や使い方によってテスト結果に誤差が生じることがある。しかし、完全テキストベースで実際にどんなテストを行っているか明らかにしていないものよりも圧倒的に信頼性が高いと考えているため、敢えて動画を用いて紹介させてもらう。
「Galaxy S10+」のバッテリーの持ちにフォーカスを当てた記事は以下より読むことができる。但し2019年3月までに発売されたスマホでの比較だ。
- Huawei P30 Pro:7時間00分
- Xiaomi Mi9:6時間12分
- Galaxy S10+:6時間10分
- OnePlus 7 Pro:5時間40分
- iPhone XS Max:5時間25分
- Galaxy S10+:7時間43分
- Huawei P30 Pro:7時間18分
- OnePlus 7 Pro:6時間42分
- Xiaomi Mi9:6時間18分
- iPhone XS Max:6時間02分
- LG V40 ThinQ:5時間50分
- Xiaomi Redmi K20:7時間31分
- OPPO Reno 10x Zoom:7時間11分
- Xiaomi Redmi K20 Pro:7時間01分
- Huawei P30 Pro:6時間31分
- OnePlus 7 Pro:6時間21分
- Xiaomi Mi9:5時間00分
いかがだっただろうか。動画によってテスト方法が異なるため、各動画の順位も「OnePlus 7 Pro」は良かったりイマイチだったりまちまちだ。「Galaxy S10+」や「Huawei P30 Pro」等、バッテリーの持ちに定評のあるスマホと比較するとバッテリーの持ちが悪いと言われてしまうが、競合スマホ全体と比較するのであれば良くはないが悪くもないといったところだろうか。
特に唯一90Hzという変わったディスプレイを持ちながらこの結果になるというのはバッテリーの持ちを不安視しているユーザーにとって心強い結果ではないだろうか。
あくまでも個人が行っているバッテリーの持続時間をテストする動画の結果。公式にこうだ!とは言えないが、購入の際の参考にしてもらえればと思う。
おまけ
「OnePlus 7 Pro」と「Galaxy S10+」の2端末のみでバッテリー持続時間をテストした動画。この動画はテスト方法が異なるため、結果の時間がまる1日とかなり長い。上記動画では「OnePlus 7 Pro」のバッテリーの持ちは悪くはないけど特別良くはない、という結果だったが、「PhoneBuff」が行ったこの動画ではバッテリーの持ちに定評のある「Galaxy S10+」と1時間の差。それほど悪くないことが分かる。
- Galaxy S10+:25時間11分
- OnePlus 7 Pro:24時間3分