OnePlusの新しいフラッグシップモデル「OnePlus 6T」は10月30日(日本時間10月31日午前0時)に発表することが明らかになっており、「OnePlus 6T」の特徴についてもこれまでに多く見てきた。
OnePlusが発売するスマホの特徴はなんといっても、圧倒的なコストパフォーマンスだ。
「Galaxy」や「iPhone」のようなプレミアムモデルと比較しても負けない性能を持ち合わせているのにもかかわらずコストは圧倒的に少なくて良いというのがOnePlusやXiaomiのような中国系OEMの強み。
残念ながら「OnePlus 6T」は販売価格が「OnePlus 6」と比べて高くなることが分かっているが、コストパフォーマンスの面は確実に意識しているためプレミアムモデルよりは確実に安価になるはずだ。
そんな「OnePlus 6T」のベンチマークスコアがGeekbenchのリストより明らかになっている。
公式発表された「OnePlus 6T」の特徴やスペック、パフォーマンスについて
「OnePlus 6T」のベンチマークについて - Geekbenchスコア
「OnePlus 6T」と思われるデバイスはGeekbenchのリストでは「FS FS P8801」となっているが、これはOnePlusの伝統芸のようなもの。
現行の「OnePlus 6」はGeekbenchでは「NS NS P7819」と名付けられており、OnePlusはフェイクの名前を用いることが多い。
Geekbenchのリストより明らかになった「OnePlus 6T」のシングルコアスコアは2510、マルチコアスコアは8639担っていることが分かる。
- OnePlus6 - 2546 / 8672
- iPhone XS Max - 4813 / 10266
- Galaxy S9 - 2444 / 8416
- Razer Phone2 - 2026 / 8234
今回見つかった「OnePlus 6T」のGeekbenchスコアはプレミアムモデルとなる「Galaxy S9」よりも高いスコアを記録している。(OnePlus 6より低いのは環境によるもので恐らく誤差)
唯一7nmプロセスを使用している「A12 Bionic」を搭載している「iPhone XS Max」は頭2つほど抜けており、改めてAppleのチップセットのパフォーマンスに驚かされる。
Android機は2019年末に7nmプロセスを使用したクアルコムのSnapdragon855が発表される予定のため、そのチップセットに期待したい。
「Snapdragon855」や「A12 Bionic」、そして7nmプロセスを使用したHuaweiの「Kirin980」のベンチマークスコアを比較している為、興味があれば見て欲しい。
「OnePlu 6T」はその名称からも分かる通り、「OnePlus 6」のマイナーアップデートに当たるものになるため、スペック面で大幅な変更が行われないことが改めてわかった。
搭載されるチップセットはクアルコムのSnapdragon845になり、メモリも8GBと相変わらずモンスター級。
また搭載されているOSは「Android 9.0 Pie」になっていることから、恐らく発売時点で「OnePlus 6T」は「Android 9.0 Pie」をベースにしたOxygenOSがインストールされているものと思われる。
リークに基づく「OnePlus 6T」のスペックについて
寸法 | 157.5 x 75.7 x 8.2mm |
ディスプレイ | 6.4インチ Optic AMOLED |
解像度・アスペクト比 | 2340×1080(FHD+) / 19.5:9 |
CPU | クアルコム Snapdragon845 |
メモリ | 6GB/8GB |
ストレージ | 64GB/128GB/256GB |
バッテリー | 3700mAh |
リアカメラ | 16MP+20MP |
フロントカメラ | 16MP |
OS | 「Android 9.0 Pie」をベースとした「OxygenOS」(8.1 Oreoを搭載するという情報もあり) |