OnePlusがマクラーレンとのコラボモデル「OnePlus 6T McLaren Edition」を発表している。
「OnePlus 6T McLaren Edition」は通常の「OnePlus 6T」と比較して主にデザインと一部のスペック、そして通常モデルに搭載されている急速充電技術よりも高速な「Warp Charge 30」をサポートしている。
「OnePlus 6T McLaren Edition」は通常の「OnePlus 6T」と比較するとプレミアムモデルに位置づけられているが、それでも多くのフラグシップモデルと比較するとまだまだ価格的には優れているスマホだと言える。
目次
「OnePlus 6T McLaren Edition」の特徴的なデザインについて
イギリスの伝統的なスポーツカーのメーカーとして知られるマクラーレンとのコラボによって実現した「OnePlus 6T McLaren Edition」には通常モデルには存在しない限定のデザインが施されている。
マクラーレンの企業カラーはオレンジ色が特徴となっているが、この「OnePlus 6T」も背面がオレンジ色のボーダーが確認できる。
一見地味じゃない?と思ってしまうデザインだが、個人的に落ち着いていて結構好きな感じ。
ボーダーはスマホ全体にあるわけではなく、上から3分の1にはボーダーが存在しない。
また、背面にはオレンジ色のボーダーだけでなく、他にもマクラーレンらしい工夫が施されている。
このコラボモデルに使用されている背面のパネルは通常の「OnePlus 6T」と同じガラスパネルだが、「OnePlus 6T McLaren Edition」の背面中央辺りにはカーボン調の模様が存在することが確認できる。
ただ、このカーボン調の模様、写真に収めようとすると角度を調整しないと難しいようで、光の辺りぐらいではよくわからない可能性がある。
「OnePlus 6T McLaren Edition」と通常の「OnePlus 6T」のスペック面の違い
マクラーレンとのコラボモデルは一部スペックが通常モデルと異なることは冒頭で話したが、具体的にコラボモデルには10GBのメモリが搭載されている。
通常の「OnePlus 6T」には最大8GBのメモリしか搭載されていないため、スペック面での最も大きな違いはこのメモリ容量だ。
実際問題、8GBと10GBでユーザーが実感できるほどのパフォーマンス差を感じることができるのかは現時点で分からないが、メモリに余裕ができることでマルチタスキングの面では優れているかもしれない。
搭載されているチップセットは通常の「OnePlus 6T」と同じ「Snapdragon845」で、ストレージ容量も256GBと基本的に同じ。
基本的にデザインとメモリ容量以外に大きな違いがなさそうなこのコラボモデルだが、最も大きな違いとしてサポートしている急速充電技術が異なる。
「OnePlus 6T McLaren Edition」は「Warp Charge 30」というOnePlusの新しい急速充電技術をサポートしており、わずか20分で1日使用するだけのバッテリー(約50%)充電することができるという。
事前情報ではOPPOが一部モデルに使用している「スーパーフラッシュ充電」技術が使用されるのではないかと言われていたが、実際の名称は「Warp Charge 30」ということになっている。
見逃していたのだが、OnePlusは確かに7月に「Warp Charge」と呼ばれる新しい充電規格の商標を登録している。(通常の「OnePlus 6T」がサポートしているのは「Dash Charge」)
この「Warp Charge 30」はスマホの中に搭載されている充電用の2つのセルに30Wの電力を供給するという。
これによって、爆速で充電することができるようだ。
通常の「OnePlus 6T」がサポートしていないワイヤレス充電はこのコラボモデルでもサポートされていないが、有線での充電スピードがこれ程のものなら、それほど不満にはならないのではないだろうか。
「OnePlus 6T McLaren Edition」の発売日と価格について
OnePlusはマクラーレンとのコラボモデルを12月13日から発売する予定で、米国と西ヨーロッパの地域で発売する予定だ。
日本での公式取り扱いは通常モデル同様行われないため、細かな価格は為替などの事情からその時次第だが、米国では699ドル(約79,000円)で発売される。
通常モデルの「OnePlus 6T」は最安モデルが549ドル(約62,000円)、最高スペックのものが629ドル(約71,000円)から発売されているため、価格差は70ドル。
この価格差が高いと感じるかどうかはユーザー次第だが、他の企業が発売するコラボモデルよりは圧倒的にお財布には優しい。
新しく搭載された「Warp Charge 30」と呼ばれる急速充電技術や10GBのメモリを搭載したことによってどのような差が生まれるのか興味深いところ。
[source OnePlus][via wccftech , Android Police]