Huaweiは現在「Huawei P20 Pro」向けに新しいソフトウェアアップデートをリリースしている。

このアップデートの容量は525MBと通常のアップデートの容量より大きい。

アップデートの内容は主に2018年8月のAndroidセキュリティパッチが含まれ、デバイスの安定性の向上に関するものなどが含まれている。

このアップデートのビルド番号は、CLT-L29 8.1.0.156(C432)となっており、現在OTA経由でダウンロードすることができる。

そのため、多くのユーザーに届けられるまでには数日から数週間かかることがある。

Huaweiのフラッグシップモデルで、トリプルカメラとして名を挙げているこの「Huawei P20 Pro」だが、セキュリティパッチの配信が1ヶ月遅れているという点には気をつけておきたいところだ。

また、このアップデートの最も特徴的な変更点はカメラに関するものだ。

「Huawei P20 Pro」向け「CLT-L29 8.1.0.156(C432)」アップデートの特徴的な変更点

「Huawei P20 Pro」の最も特徴的な機能はカメラのAI機能だが、このアップデートではこのカメラのAI機能を無効化するものが含まれている。

カメラのAI機能はHuaweiが「P20 Pro」を発売する際に最もプッシュした特徴の1つだが、今回のアップデートで無効化にしたのはAI機能を通した写真の色精度を大きく低下させ、画像の品質を極めて下げるという不具合から来ている。

Huaweiはこれらのソフトウェアの不具合を解決するまで、応急的にこのAI機能を無効化したものと思われる。

そのため将来的にはカメラのAI機能を有効化に戻すアップデートが展開される可能性があるだろう。

また、今回のAI機能の無効化も、カメラの設定より手動で再び有効化にすることもできる。

[GSMArena]

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