Appleは先日2018年のフラッグシップモデルとなる新しい「iPhone XS」、「iPhone XS Max」、そしてコストパフォーマンスに優れた「iPhone XR」を発売した。
これらの「iPhone」には7nmプロセスを使用した「A12 Bionic」と言われるチップセットが搭載されており、現時点で処理性能が最も優れたチップセットの1つと言って間違いないだろう。
クアルコムも2018年末にこの7nmプロセスを使用したSnapdragon855を発表する予定だと伝えられているが、これらのチップセットに負けない優れたチップセットとしてHuaweiの「Kirin980」というものがある。
Huaweiが公式に最新の「Mate20」シリーズを発表している。
Huaweiのデバイスには、同社独自のチップセット「Kirin」シリーズを使用しており、この新型モデルとなる「Kirin980」には「A12」と同じように7nmプロセスが使用される。
「Kirin980」を搭載する最初のデバイスは10月16日に発表される予定の「Huawei Mate20/Mate20 Pro」になることが期待されている。
「Kirin980」の処理性能は現在のものと比較して75%向上する!?
Huaweiによると、この「Kirin980」はAppleの7nmプロセスを使用する「A12 Bionic」よりも優れている自信があるという。
Huaweiは長い間「Kirin980」の開発に取り組んでおり、同社によるとこのチップセットは電力効率、AI性能、そして接続性の3つにフォーカスを当てているという。
「Kirin980」にはAppleの「A12 Bionic」と同じように69億個のトランジスタを搭載しているという。
またHuaweiによると「Kirin980」は前世代と比較して処理性能が75%向上し、GPU性能は46%向上すると伝えている。
更に「Kirin980」はAI性能にも力を入れていると伝えられており、これによってバッテリー効率が向上する予定だという。
接続性(コネクティビティ)も重視していると伝えられている「Kirin980」は最大1.4Gbpsのダウンロード速度を備えたLTE Cat.21をサポートする世界で最初のプロセッサになる予定だ。
7nmプロセスを使用するHuaweiの「Kirin980」はAppleの「A12」と同じ用意に2018年に発売される最も優れたプロセッサーの1つになる可能性が高く、そのフォーカスポイントなども含めるとAppleの「A12 Bionic」よりも面白くなるのではないかと言われている。
このプロセッサーのより詳細な性能や特徴などについては10月16日に発表が期待されている「Huawei Mate20/Mate20 Pro」を用いた様々なテストによって明らかにされていくはずだ。