HTCは先日同社スマホ「HTC U11+」向けに「Android 9.0 Pie」へのOSアップデートをリリースしていた。ここ数年思うように調子が振るわないHTCだが、もう間もなく新しいスマホを投入し挽回を図るようだ。
現在、HTC TaiwanのFacebookページで当記事サムネにしていている画像と共に6月11日にHTCが新型スマホを発表するためのイベントを開催することをアナウンスしている。
具体的にどのようなスマホが発表されるのかについては現時点で明らかにされていないが、ポスターには「新しいデバイス、eで遊ぼう」(意訳)と記載されているため、「e-Sports」、つまりゲーム性能に優れたスマホになるのではないかと予測することができる。
記事公開後に様々な譲歩を見てみると、HTCが現在用意しているスマホは「HTC U19e」と呼ばれる可能性が高く、このモデルは低消費電力モデル、分かりやすく言えばミドルレンジモデルになるのではないかと予測されている。
「e」が示すものはゲーム性能ではないかという説もあるが、「Galaxy S5e」のような低消費電力版であることを示す「e」かもしれない。
以前HTCはモデル番号「2Q7A100」を持つデバイスをGeekbench上でテストしており、何かしら新型デバイスを開発していることが確認されているため、今回発表されるのはそのモデルになるのではないかと思う。
6月11日に発表されるデバイスとGeekbenchで発見されたものが同じであるという証拠はないが、Geekbenchで発見された「2Q7A100」のモデル番号を持つデバイスのスペックはチップセットに「Snapdragon710」を搭載し、メモリ「6GB」、ストレージ「128GB」。ディスプレイアスペクト比18:9、解像度2,160×1080(FHD+)になるのではないかと言われている。
OSは「Android 9.0 Pie」で動作し、フロントカメラが2つ搭載される可能性があると指摘されている。
また、これまでの情報からこのデバイスは一定のベゼル幅を持っているため、ノッチやパンチホール型ディスプレイ等のスマホトレンドは採用しないとも言われている。
具体的な情報が不足しているため、HTCがどのようなスマホを発表するのかについては謎が多い。ポスターからゲーム性能に優れたスマホになる可能性が高いこのスマホは6月11日に台湾で開催されるイベントで発表される。
[source Facebook]
[via GizmoChina]