2019年に複数のスマホメーカーが発表している新しいディスプレイ技術が1つある。それはディスプレイの下にカメラを埋め込むというもの。

この技術はディスプレイの透明度等を利用して実現するもので既にOPPOとXiaomiがデモ動画を公開している。

Samsungもこの技術については以前中国で開催したカンファレンスで発表しており、現在様々なメーカーが商用可に向けて開発に取り組んでいるものと思われる。

この技術は既にデモを公開するレベルには達しているものの商用化するにはまだまだ乗り越えるべき壁が多く、特に写真品質が露出したカメラに比べて劣っているという大きな壁が存在する。

この技術は2019年中には商用化には至らないことが早い段階からわかっていたが、現在Samsung関連で多くの情報を伝えてきたIce Universeが興味深い情報を明らかにしている。

Samsungは2020年中にディスプレイ下にカメラを埋め込む技術を使用したスマホを発売か

同氏によると、Samsungは来年ディスプレイ下にカメラを埋め込む技術を使用したスマホを発表する予定だ。また、これは「Galaxy S11」や折りたたみスマホ「Galaxy Fold」の後継モデル「Galaxy Fold2」(仮称)ではない

とのこと。

この事から予測するとSamsungが「Galaxy S11」を発表するのは2020年2月なので、年前半中に発表されるスマホにこの技術が使用されている可能性は低いということだ。

次いで候補として上がるのは2020年8月の発表が期待される「Galaxy Note11」。他にもSamsungは「Galaxy A」シリーズなどのミドルレンジモデルに力を入れているため、これらも候補に上がるだろう。

現時点でどのデバイスがディスプレイ下にカメラを埋め込む技術を使用するのかはわからないが、当初の予測通り2020年中にこの新しい技術を見ることができるのではないかと思われる。

SamsungがUPSと呼ぶこの技術は世界的に注目されている技術になるため、比較的早い段階で具体的なデバイスが明らかにされるのではないだろうか。新しい情報が分かり次第直ぐにお伝えしたいと思う。

 

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