Samsungは通常その年の初めに発表する「Galaxy S」シリーズと夏に発表する「Galaxy Note」シリーズには共通のチップセットを搭載する。

今年初めに発表された「Galaxy S10」シリーズには地域によって異なるが「Snapdragon855」か「Exynos9820」が搭載されていた。

しかし、もう間もなく発表される「Galaxy Note10」には「Snapdragon855」(恐らく855Plusではない)が搭載されるもののSamsungのチップセット「Exynos9820」は搭載されない。

「Snapdragon855」は7nmプロセスで製造されているチップセットだが、「Exynos9820」は開発の都合上7nmプロセスで製造することができず、8nmプロセスで製造されることとなった。

プロセスの違いが性能に全て直結するわけではないが、7nmプロセスと8nmプロセスを採用するチップセットではやはり性能に差が現れていた。Samsungはこの差を埋めるために「Exynos9820」を7nmプロセスで製造した「Exynos9825」を「Galaxy Note10」に搭載する予定だ。

既に発見されている「Exynos9825」搭載の「Galaxy Note10」は「Snapdragon855」と同等のマルチコアスコアを持ち、シングルコアスコアはより優れたスコアを記録していることが確認されている。そのため、少なくともCPU性能面では「Snapdragon855」と同等レベルになっているはずだ。以前もお伝えしたがバッテリー消費やGPU性能については発表後に明らかになるはずだ。

さて、「Exynos9825」は実際にはまだSamsungによって発表されていないチップセットだが、現在「Samsung Exynos」が新しいチップセットを8月7日に発表するとTwitter上で明らかにしている。

このティザーから何か新しいことが判明したわけではないが、少なくとも「Galaxy Note10」に「Exynos9820」が搭載される可能性はほぼなくなったと言えるだろう。

 

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