SamsungはSDC2018を開催する直前にディスプレイに関するいくつかの商標を登録しており、Samsungの折りたたみスマホや今後発売されるであろうスマホに搭載されるものと思われていた。
実際に商標登録されていたディスプレイは「Infinity-Flex」、「Infinity-U」、「Infinity-O」、「Infinity-V」などが登録されていた。「Infinity-Flex」に関してはその名称から間違いなく折りたたみスマホに使われるものであると明らかにはなっていたが、その時はあくまでも商標登録だけであり、実際のディスプレイの特徴などについてはわからなかった。
しかし、Samsungが現在開催しているSDC2018でそのディスプレイの詳細が明らかにされている。
Samsungの次世代「Infinity Display」のそれぞれの特徴について
Samsungは現在サンフランシスコで開催しているSDC2018で4つの新しい「Infinity Display」について明らかにしている。
Samsungが2019年頭に発表することが期待されている「Galaxy S10」シリーズはノッチがなく、ベゼルも更に狭くなった全面ディスプレイになる可能性が高いことがおこれまでの情報から明らかになっていたが、この「Galaxy S10」に搭載されること可能性が高いディスプレイを「New Infinity」と呼ばれるようだ。
これは以前見つかった商標登録にはなかった名称だ。
「New Infinity」にはこれまで聞いていたようにノッチのない全面ディスプレイであることが確認できる。実際にこのディスプレイが「Galaxy S10」に搭載されるのであれば、以前Samsungが明らかにしたUPS技術が使用されるものと思われる。
またその他のディスプレイに関しても明らかにしており、「Infinity-U」はU字型の水滴ノッチのようなものであることが確認できる。
また「Infinity-V」は角張ったV時型の同じく水滴ノッチのようなものが搭載されているようだ。
また「Infinity-O」に関してはディスプレイ上部にくっついた状態でカメラがあるわけではなく、上部左側(若しくは右側)に小さな穴が1つ空いていることが確認できる。
「Infinity-V」や「Infinity-V」は「OnePlus 6T」に搭載された「水滴ノッチ」とよく似たデザインに見える。
実際にSamsungがこれを”ノッチ”と呼ぶ可能性は低いと思われるが、これらのディスプレイはフラッグシップモデルでなくミドルレンジモデル向けに使用されることが期待できる。
Samsungはこれらのディスプレイの詳細は明らかにしていないため、実際にスマホに搭載された際にどのようなイメージになるかは現時点ではわからない。
最近の全面ディスプレイを実現しようとする流れをよく思う人もいれば、そうではない人も当然いると思うのだが、スマホの全面ディスプレイ化の流れは益々強まっているようだ。